投票率58,67%、規程の50%をこえた岩国市の住民投票。米空母艦載機の厚木基地(神奈川県)から岩国基地(山口県岩国市)への移駐案受け入れの賛否を問うものでしたが、反対票が賛成票を大きく上回る画期的な結果でした。
反対 43,433 89%、 賛成 5,369 11% 岩国市民と井原勝介市長は、井原市長に批判的なグループや移転受け入れを視野に地域振興策などの交渉を求める市議らの投票ボイコット運動を乗り越えて、この結果を勝取りました。全国に勇気を与えてくれました。
安全保障は国の専権事項、井原市長の次期市長選をにらんだ予備選などという住民投票の何たるかをわかろうとしない勢力は、いつの時代にも登場しました。新潟県の巻町の原発を問うた住民投票、徳島市の吉野川可動堰・・・。
政府や県の高圧的な態度を見るとまだまだ山を越えなければならない場面が想定されます。しかし、今回の岩国市民の示してくれた「地方から政治が変わる、変えよう」という大きな時代の力を再度、感じることが出来ます。
それにしても昨年の今頃、蒲原町の合併反対の住民投票を無視して「廃置分合議案」を提案した石川知事、賛成した県議会の多数の議員、今、どのように認識をされているのか。岩国市民の決断にわが身を振返ってほしいものです。
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