| 2004年10月08日(金) |
県議会会派・平成21の申し入れでの知事の発言はどう見るべきか |
平成21のの知事への土地収用に関する申し入れについては新聞報道は二つに分かれました。申し入れした事に対する知事の「土地収用申請をしても07年3月開港は無理」というところに焦点をあてた報道と平成21、条件付で土地収用容認という報道です。
そこで、申し入れ文書を入手し読みましたが、確かに条件付収用容認と受け取られてもおかしくない表現になっています。2つの申し入れ事項で、一つは円満解決、2つ目は土地収用の申請をするつもりなら事前に県民に事前説明を、というものです。
そして、知事はこれまで開港スケジュールに変更なし、その実現のためには収用をやらざるを得ない、としてきたわけですが、自民党や推進派のキャンペーンに水を差すようなコメントを出したわけです。このコメントは収用申請はただ、形式的なものだけですよ、申請しても円満解決をという姿勢はかわりません、話合いのチャンネルは残しています、という申請行為をやわらげる為の高度な逆キャンペーンとも言えます。
石川知事のまさに官僚知事としての動揺する官僚的性格のあらわれなのか、最初から収用ありきでポーズだけ話合いー円満解決だったのか。おそらく後者なんだろうなっという怒りと苛立ちとがっくりする知事の動きです。やっぱし、新しいリーダが静岡県に必要です。
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