| 2004年09月07日(火) |
県知事交際費最高裁差し戻し高裁訴訟 |
本日・9月7日、東京高裁において、私が原告である知事交際費情報公開差し戻し審がおこなわれました。東京高裁16民事部鬼頭季郎裁判長は、冒頭、当事者間の話し合いの中で開示できる部分は開示して取り下げ、どうしても判決しなければならないものは判決するという立場、具体的には文書目録の1の(2)のイ、ウは話し合いで、残ったものはインカメラ、事実上出せるものは、出すという形はいかがか、と原告・被告に提案がありました。
原告側・三宅弁護士としては、裁判長の提案に応じる構えを見せましたが、被告側・石津弁護士は、応ずることはできないとして、証拠調べや証人など必要であれば審議し判決を求めたいとの姿勢を示しました。
裁判長は、ご供物生花など法事での対応と思うが、法事といっても親族だけか、それ以外の人が含まれるか、一周期か二周期かによっても集まる方々も変わる、法事であるから非公開というのでなく、集まる人を特定して立証してもらわないといけません、そして、次回にそのことについての書面提出、および、インカメラについても対応も検討してもらいたい、と被告側に提案。被告側も了承しました。
次回裁判は、10月26日11:00。
法廷を出て相手方弁護士・石津さんに「柔軟に対応できないんですか」と声をかけると「判決をもらいましょうよ」あくまで話し合い開示、インカメラによる審議を拒む姿勢。全国的に公開の流れの中で非公開にどうしてここまでこだわるのでしょうか。
三宅弁護士いわく、「相手が松谷さんだからじゃないですか?」。 ウーン。
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