ガキんちょの頃、イタズラでアリの巣を埋め、アリが困ってオロオロしてる様子を観察していた私。

そんな、まるで巣穴を埋められたような状態だったのが今週末の競馬ファンではなかろうか。

競馬しか楽しみのない人間にとって、まさかの競馬中止の一報。

病気には勝てませんから仕方ない。とはいえ、競馬場の売店のおばちゃんや新聞売り場のおばちゃんなどは死活問題ではなかろうか。

１ヶ月とも２ヶ月とも噂が飛び交う今回の競馬中断期間、我々一般の競馬ファンとしては、今後競馬とどう向き合うのか考える良い機会なのかもしれません。

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ＪＲＡにとって一番避けたいのは、人々の心が

『競馬無くても別に全然平気じゃん！競馬やめた！』

となってしまうことではないでしょうか。

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今回の開催中止への流れも、一度は出走馬が確定するなど開催する方向だっただけに

「何やってんだＪＲＡ」

といった印象を残してしまった。

滅多にない事態なのでＪＲＡ内部でも紆余曲折してしまっただろう面には、私は同情的です。

ただ、今後の対応にはそういった甘えは許されない。

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先の新潟中越沖地震が発生した際、柏崎原発ではコメントが二転三転して人々を不安にさせたが、少なくともそういう事態は避けたい。

起こってしまったことは仕方ないが、今後の対応には、ＪＲＡそのものの将来を左右することにも繋がりかねないだけに、慎重かつ誠心誠意行ってもらいたい。

まずは事態の正確な状況確認、それに対する正しい対処法の実行とファンへの細やかな発表。そして何よりも関係者が一致団結して問題の解決に取り組まないといけない。

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