静謐の宮
miyano



  『コラテラル』

観てしまいました。いやぁトム・クルーズかっこいい〜!!
でも主役はマックスだよね。ジェイミー・フォックス。
友人曰く「この監督はジェイミー・フォックスが好きすぎるね」
ううむ。
オトコくさい映画をつくる方らしいですが、
確かに、観終わって残るのは乾いた感触ばかりです。
ザラつく感じはしないけど、静かで。

ううむ。カッコいい。
そして、・・・ううむ。なんて言ったらいいんだろう。
良かった!と思うんだけど、うまく言えない映画です。

そしてね、けっこう痛いところを突いてくる映画でした。
哀しい感じもする。ちょとネタバレですが。

結局、「彼」がどこの誰で、なぜココに来て、なぜコレをやっているのか、
思えば全く説明されてない。
わかるのは、ジャズが好きで、あの仕事をフリーランスで6年やってて。
そして、ヴィンセントって名前で。それだけ?
マックスは、いつか、と夢を追い続けるタイプで、いつか、で一生を終える。
きっと、それは、ヴィンセントには許し難い種類の人間なんじゃないだろうか?
許し難いって言い方はおかしいかな。
認められないというか信じられないというか、受け入れられないというか。
いつか、なんて誰がわかる?誰にわかる?
人は簡単に死ぬし、簡単に殺される。明日のことなんて誰にもわからないはず。
たぶんヴィンセントにとってはそういう考えが当たり前だから、
マックスのような生き方は、わからないんじゃないだろうか。

でも、ラストのヴィンセントの台詞を聞いてね、私は何故か思いました。
彼は、そういう人間になりたかったんじゃないか、
そういう存在でありたかったんじゃないかって、・・・一瞬。
でもそれはひねり過ぎ。って友人にも言われました。
・・・そうだよね〜。
でもそしたら、マックスは? なぜあのままだったんだろう?


ところで、中古DVDで『悪魔を憐れむ歌』が凄く安くなっていて、買いました。
かなり安くて、いくらドラゴンズ応援感謝セールとは言え寂しい値段でした。

2004年10月31日(日)
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