静謐の宮
miyano



  『ドラムライン』

いやぁ、またもや飲みすぎた。しかも友人の家に泊まったら、
目覚ましの音やら隣人のイビキ?やら騒音が凄くてけっこうつらかった。

そんなこんなで、別の友人と映画を観に行く約束で待ち合わせしたけど、
正直に話しつつ、寝たらゴメン、と謝っておく。ちょっと失礼。

ランチを食べながら、いつものようにミュージカルな話をする。
その友人は全く知らないし、たぶんあんまり興味も無いとは思うけど、
とても喜んで聴いてくれるので、いつも甘えてしまう。

さて『ドラムライン』。大学のマーチング・バンドの話です。
天才的なドラムテクニックを持つ主人公が、スカウトされて大学に入学したけれど、
よくあるようにトンガり過ぎて折り合いがつけられないところへ、
致命的なマイナス事項がバレてレギュラーを外され。
スカウトしてくれた監督も贔屓はしないので、腐って他の大学に移りそうになったり、
彼女とも揉めたり。

面白かったです。何も考えずに素直に楽しめるエンタテイメントは久しぶり?
ストーリーとしてはよくある真っ当な成長話。
他大学の誘いには乗りかけたけど、大事なことに気がついて戻ってきたりとか、
謙虚になって確執を取り除いて、先輩といいコンビになって、バンド自体に貢献したりとか、
彼女ともやり直すことが出来て、最後はマーチング・バンドの祭典みたいな大会で優勝とか。
メデタシメデタシなおめでたい話なんだけど。
タイトルどおり“ドラムライン”――パーカッションのリズム隊がメインです。
曲ももちろん演奏するんだけど、花形はドラムのリズム。
だからメロディが無くてダメな人はダメだと思うけど、もの凄いテクニックとリズムで。
勝負する時も、相手の目の前でガンつけまくりながら手元を見ずに叩く。
友人が笑ってた。なんであんなにメンチ切って叩くの?って。
そりゃぁプレッシャーかけまくって、
眼を逸らしたほうが負けっていう動物的な戦いなんじゃないかな?

観る前は凄くビシビシ響いてきそうだな、と思ってて、
サントラ買いたくなるだろうと思っていたんですが。
スネアドラムって言うのかな?小太鼓(爆)ですから、
音が高いというか軽いというか。重低音では無いんですよね。
それに踊ると言うほどでもないけどスティックさばきが凄くて、
これはやっぱり買うならDVDかな、と思いました。

とても素直に面白かったです。
そして監督役がめちゃめちゃ好みだった! オーランド・ジョーンズさん。
凄くストイックで厳しくて公平でカッコいいんだけど、
でもOB(=スポンサー)の圧力にはちょいと負けちゃうヘタレも可愛い。
笑顔がよかった。

2004年07月03日(土)
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