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■ 『過去のない男』(ネタバレ)
明日の映画が都合で来週になりそうなので、夜更かしすることにしました。
アキ・カウリスマキの作品。 ある日列車に揺られ、夜のヘルシンキに流れ着いた一人の男。 公演のベンチで夜明けを待っていた彼は突然暴漢に襲われ、瀕死の重傷を負う。 男は病院で奇跡的に意識を取り戻すが、過去の記憶を全て失っていた。 身分証もなく、自分の名前すらも分からない有様。しかし、幸運にもそんな彼に コンテナで暮らす一家が手を差し伸べ、男は彼らと共に穏やかな生活を送り始める。 そして救世軍からスープが振る舞われる金曜日。男はコンテナの主人に連れられ 支給場所へとやって来る。そこで男は救世軍の女性イルマと 運命的な出会いを果たすのだった…。 Yahoo!ムービーより
って書かれれば、昨今の映画やドラマ情報から、かなりのパターンを考えてしまうのですが。 アクション・ロマンス・ミステリー・サスペンス・何でもできそうですよね。 ですが。もーう、これだけ。マジでこれだけ。 うーん。なんて言ったらいいんだか。 イルマとの仲が進み、名も無いながら行動的になり、新しい人生が始まりかけた時に、 とあるトラブルに巻き込まれたことから身元が判明します。 イルマは結婚は神聖なものと思っているので、男に妻がいるとわかって別れます。 渋々、元の世界へ戻ってくると、実は自分はヒドイ男で、離婚調停中だった上、 離婚が成立していた。しかも妻には新しい男がいた。 自分を襲った3人組とまたかち合うけれども、浮浪者軍団に追われて彼らは逃げていく。 さくさくとまたイルマの元へ戻ってくる。 記憶は戻ってないようだけど、メデタシメデタシ。終わり。
…ってオーイ。あまりのシンプルさに返ってしんみりしちゃいましたよ。 たまにはこーゆーのもいいかな? Yahoo!ムービーの監督紹介によると、カウリスマキの作品は 少ないセリフ、無表情な登場人物の演技が特徴で、 どこか人を喰ったような作風がカルトな支持を集めている。 らしいんですが。確かに。ここまで無表情・無感情っぽいと逆に面白い。
このイルマ役の女性は、カウリスマキの作品にはほとんど出ている方です。 『10ミニッツ・オールダー』の中のカウリスマキの作品と男女同じ役者さんです。
そして出てくるおっとりした可愛い犬の名前が、ハンニバル。笑えるわ。
2004年06月15日(火)
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