地徊営業日誌
目次|書きすてたもの|未定なもの
いくら野菜炒めでも食べ過ぎれば太るに決まっているよ!と己に突っ込んでみた小此木です。がふがふ。ご飯食べたら泳ぎに行こう!と早めに夕飯したのに、食べ過ぎて動けなくなりましたよ…
夏込みは本を出さないはずなのに、かなりギリギリ日程で動いています。おかしいなぁ…。
ころんころん。仲良し七班?です。
*** 夏のある日に ***
でん、と流しに置かれた緑の球体に、ナルトは目を丸くした。 「これ何?」 「西瓜」 冷蔵庫に他の荷物をしまいながら、こともなげにカカシが答える。指先で西瓜の表面を突きながら、ナルトは眉根を寄せた。 「いや、そうなんだけど」 西瓜は冷えてはおらず、泥もついている。形もまん丸ではなく、微妙にゆがんでいた。さらにナルトの顔よりも大きい。 カカシは荷物を冷蔵庫にしまい終わると、立ち上がり苦笑した。 「もらったんだよ。趣味で作ってるヤツがいてね」 「ふーん」 ナルトはなおも不審そうな顔で西瓜を突いている。カカシは不思議に思って訊いた。 「西瓜嫌いだっけ?」 つい先日、七班が西瓜収穫の依頼を受けた時、ナルトはおおはしゃぎであった。キラキラした目で西瓜を抱えていたことを、カカシは覚えている。 (食べたそうにしていたのに) それでカカシは西瓜をもらってきたのだが、もしかしてナルトは嫌いだったのだろうか。内心カカシは首を傾げた。 ナルトは西瓜を睨み、難しい顔で悩んでいる。 「好きだってば。でもこんなにでかいとさ、一人じゃ食べきれないじゃんか」 むう、とナルトが頬を膨らませる。ナルトの台詞に、カカシは少し驚いた。 ナルトが指を折って数える。 「今から食べてー。明日食べてー。さすがに朝昼晩連続じゃきついし、でも明後日には悪くなるかもしれないし」 ナルトは真剣に悩んでいる。あまりに真剣なその様子に、カカシは思わず吹き出した。ナルトが勢いよく振り返ってカカシを睨んだ。 「なんで笑う!?」 「いや。それ、今日にはなくなる予定なんだけど」 カカシの言葉に、ナルトが目を瞬かせる。カカシはナルトの隣に立つと、西瓜を持ち上げた。 「今から冷やせば夜には食べ頃になるから、サクラとサスケを呼んで花火しよう」 カカシの言葉に、ナルトの目がまん丸になる。カカシはニッコリとナルトに笑いかけた。 「それとも一人で食べたい?」 カカシの問いに、慌ててナルトが首を横に振る。激しく振りすぎて、ナルトはよろけてしまった。 カカシが悪戯っぽく笑う。 「てなわけで花火を買いに行くよ。早く準備しな」 「うう……」 またもや笑われ、ナルトはカカシをにらみ付けた。だが、顔は真っ赤だ。 「いっつも遅刻するくせに、えらそうに言うな!」 「はいはい」 西瓜を持って移動するカカシの後を、ナルトがついて行く。ぎゅ、と小さな手がカカシの服を掴んだ。 「あのさ、せんせーも一緒に花火するんだよな」 小声で問われ、カカシがナルトを振り返る。そして呆れたように答えた。 「当たり前でしょ」 何言ってるの、と問い返され、ナルトが一瞬言葉に詰まる。だが、すぐにそれは笑顔に変わった。 これ以上はないくらいうれしそうに笑い、ナルトがカカシの腰に飛びつく。 「へへー」 「こーら。西瓜落としたらどうする」 ずりずりとナルトを引きずりつつ、カカシは西瓜を冷やすべく歩を進める。これだけ大きいと冷蔵庫では冷やせないから、行く場所は風呂場だ。 背中にナルトの重みを感じながら、カカシは微笑んだ。 「きっとおいしいよ」
夏の楽しみを君に
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まだ一緒には暮らしていないけどお互いの家に入り浸っているくらい、ですか?(そもそも一緒に暮らしているという事実はどこにもないですのですが小此木の中ではたいてい普通に一緒に暮らしているんですよー不思議ですね、小此木さん)
すみません、限界なので寝ます。見直しが…!!(血涙) 西瓜なのは今日おばが西瓜を送ってきてくれたからです。うまうま。
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