地徊営業日誌
目次|書きすてたもの|未定なもの
昨夜は酔っぱらいでした、小さい人です。楽しゅうございました。N様とM様には大感謝ですVVそして話している内にオンリあわせの〆切を一週間間違っていたこと判明。ふはははははは。ま、まけない!
兎椅子ネタ。ちまなるです。
*** うさぎ ***
それはある日いきなりやってきた。 淡い色の木目。背もたれは丸い二本の耳を持っており、肘置きも丸いフォルムで作られている。お子様用の椅子らしく角はどこにもなく、丸っこい体を四本の足が支えていた。 かわいらしいうさぎの形をした椅子に、齢一歳に満たないナルトは目を輝かせた。 キラキラ目を輝かせるナルトを見ながら、保護者その壱が眉を顰める。 「どうしたんです、あれ」 「かわいかったから買ってきちゃった〜。似合うと思うんだよね」 保護者その弐が呑気に笑いながら、保護者その壱に答える。はぁ、と保護者その壱であるところのカカシがため息をついた。 「またですか」 日々保護者その弐が買ってくるお子様グッズを片付ける身としては、あまりありがたくない。すでにナルトの部屋どころかカカシの部屋までナルトのおもちゃに占領され、置く場所などどこにもなかった。 親ばかで名高い保護者その弐、すなわち四代目火影は、生徒兼部下兼息子の世話係の渋面に、唇を尖らせた。 「いいじゃない。部屋が狭いなら増築すればいいんだし」 「無駄遣いしない!」 びし、とカカシが四代目をしかりつける。えー、と四代目が不満そうに顔を歪める。 「カカシのけちんぼー」 「そうやって甘やかすとろくな事になりませんよ。ナルトがオレみたいに育ってもいいんですか?」 「えーそれは困るけど…」 とかなんとか。大人二人が話している間にも、ナルトは椅子に近づいていた。椅子に捕まって立ち上がると、ナルトの膝の辺りに座るところがくる。 「!」 ナルトは目を輝かせながら、椅子によじ登のぼろうとした。左側の肘置きに捕まり、片足をかける。片方に重心がかかり、椅子が傾いた。 ぐらり、とナルトの視界が傾いた。 「!!!!!」 べし、と音を立てて椅子ごとナルトがひっくり返る。カカシが大あわてでナルトに駆け寄った。 「あーあ」 「びえええええええええええ」 当然、ナルトは大泣きだ。思いっきりぶつけたのか、鼻の頭は真っ赤になっている。こりゃ当分泣きやまないな、とカカシは覚悟を決めた。 そんな二人を見つめ四代目が笑顔でビデオカメラを回す。 「よーし二人とも、いい絵だぞ」 「あんた何撮ってるんだ!!」 カカシが怒鳴りつけるが、どこ吹く風である。その間もナルトの鳴き声は止まらない。 「びええええええんっっ」 「泣かない泣かない。先生!ジュース取ってきてください」 「えー今忙しいのに」 「忙しくない!あんた、そんなことだから保護者その弐なんですよっ」 「なにおう!?カカシのくせに生意気な!」 「びええええええええええええっっっ」 泣くナルト。怒鳴るカカシ。それでもカメラを回す四代目。 いつも通りの風景であった。
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何か頼まれた物から大幅にずれた気がしますがこれにておやすみなさいませ。
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