地徊営業日誌
目次|書きすてたもの|未定なもの
朝の占いにて双子座最下位だったのですが、なかなか厄日な一日でございました。
嫁さん旦那のだらしなさに怒る↓
*** cafe ***
(もう、もう、もう、信じられないってば!!) フライパンを手早く荒いながら、ナルトは心の中で怒鳴った。 (何考えてるんだってば) 泡をすすぎ落とし隣に渡す。大人しくそれを受け取ったカカシは、ナルトを横目で見ながら水気をふき取った。 (しんじらんねー!飯食うのくらい当たり前じゃんか!!なんでそれくらいのことできないんだってば!!) 兵糧丸は食べ物とは言わない。決して言わない。 「まだ怒ってるの?」 「当たり前だってば!!」 だん!!ちょうど洗っていた包丁がまな板に突き刺さった。包丁を握りしめ、歯を向いて怒るナルトにさすがのカカシも後ずさる。 「ごめんなさいはっ!?」 「……ごめんなさい」 いったい何に対してのごめんなさいなのかはわからないが、カカシは素直に謝った。ぶつぶつ言いながらもナルトが片づけに戻る。 (怖い) カカシにしてみればナルトが何故ここまで怒るのかわからない。今日の夕食はカカシの好物ばかりで、その量の多さに驚いた物である。この調子でいけばあっという間に中年太りだ。 (それはいやだなぁ……) だがナルトの料理はおいしくてついつい食べ過ぎてしまう。どうするかなと考えていると、ナルトの視線を感じた。 「せんせーってさぁ、オレと居るときはよく食べるよね」 咎めるような視線に戸惑いながらも頷く。 「ああ、ナルトの料理はおいしいからね」 「ふーーーん」 何か含んだ物言いに、カカシはひとまず笑っておいた。手元の皿をすすぎながらナルトが小さく宣告する。 「今度からオレが家を空けるとき、ご飯作ってくから」 「え?」 カカシが目を丸くする。カカシが疑問を挟むより先に今度はフォークが突きつけられた。 「レンジでチンするだけだからメンドーじゃないってば!!ちゃんと食べろよ!?」 「オレ、冷凍ご飯はあんまり……」 「うっさい!!我がまま言うなってば!」 なおも愚図ろうとしたカカシの鼻先にフォークがあたる。 「一食でも抜いたら口きいてあげないってば」 きらん。フォークが電灯の明かりを反射して光った。
次の日、仲良く新しい冷蔵庫を買いに行く二人の姿が目撃された。
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学生時代、アパートから一時間くらいの叔母の家にいっちゃぁご飯をたかっていたのは私です。世話好きの叔母はいい年した姪っ子が邪魔をしに行くたびに食べきれないほどのカレーだの肉団子だのを作って持たせてくれる人でした。おかげで学生時代の方が遥かに食生活が豊かでございましたよ(笑)冷凍庫に食材きれること無かったなぁとしみじみ。
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