地徊営業日誌
目次|書きすてたもの|未定なもの
見つけてしまいました、大三。全然平気でした。自分に驚きました。そしてそれ以外のもので激しく瀕死の重傷を負ったところ奥さんに高笑いされました。もう彼女の本命は書きませんv(笑)
さてさて、真面目に原稿しないとですね!あはは(乾いた笑い)
*** ハニードロップス ***
視線を感じる。
「何?ナルト」 読んでいた本を降ろし、カカシが問う。視線は熱っぽい物ではなく、怒っている類のものだったから、余計に気になってしまう。 「センセー、本読んでてってば!!」 き、と目尻をつり上げナルトが命じる。懇親の力で睨みつけてくるナルトに、しぶしぶカカシは本に視線を戻した。 (・・・・何かしたかな) 視線は字を追いながらも意識は完全にナルトのほうにある。今日一日のことを思い出すが、特に変わったことはない。 (さっきまでは元気だったぞ?何があったんだ) 少なくとも、一時間前食事をした時は元気だった。それから片づけをして、それぞれくつろいでいて。それで、その間どうしたのだ? (特に何もしていないぞ。オレが本読んでるのだっていつものことだし・・・何をナルトは怒っているんだ?) 気付かれないよう視線を送れば、やはりナルトはカカシを睨みつけている。カカシが本を読んでいるとよくナルトは見惚れているが、今日はそうではないらしい。 結局五分もしないうちにカカシは降参した。 「ナルト、ちょっとこっちおいで」 ため息をつき本を脇にどける。怒っていたにも関わらずナルトは素直にカカシのもとに来た。カカシの示した膝の上にちょこんと座る。 「何を怒ってるんだ?オレが悪ければ謝るから、教えてくれ」 うっとりと眺められるのは非常に気分の良いものだが、睨まれるとなれば話は違う。カカシの問いに、ナルトは頬を膨らませた。 「せんせーには怒ってないってば」 だがそう言いつつもカカシを睨んでいることには変わりない。カカシは深々とため息をついた。 「なーると」 これは本気で怒っている。膨らんだ頬をなだめるようにカカシは撫でた。 「じゃなんで睨むわけ?」 「せんせーが悪いからだってば」 さも当然、とばかりに返ってきた答えに、カカシが肩を落とす。ナルトはカカシの首に腕を回すと小首を傾げた。 「ちゅーしていい?」 「・・・・・・」 話の流れが読めない。カカシの無言を了承と取ったのか、ナルトは首を傾げたまま唇を重ねた。 (なんなんだ) そう思いつつ、カカシもきちんと応対する。啄むようなキスを繰り返してそれから互いの吐息を感じあう。はふ、と息を吐いてナルトの体から力が抜けていった。 「・・・満足?」 仕上げとばかりにカカシはナルトの額に口付けた。うっとりと瞳を潤ませてナルトが頷く。 「・・やっぱ、腹たつ・・・」 紅くなった唇を尖らせて言われ、カカシは目を丸くした。ナルトがカカシの膝の上をずり上がる。 「せんせー喧嘩したらいっつもオレにチューするじゃん?」 する、がそれがどうしたというのだろう。 首を傾げるカカシにナルトは再び頬を膨らませた。 「それでオレってばすぐに許しちゃうんだってば。そういうのって悔しい」 本気で悔しそうにナルトが頬を膨らませる。カカシは呆れた。 「それで怒ってたわけ?」 「うん」 力強くナルトが頷く。カカシは思わず吹き出してしまった。 「センセ!!」 「わ、わるい・・・いや、そうかそうか。うん、それはわるかった」 ひときしり笑うとカカシはナルトの瞳を正面から覗き込んだ。 「じゃ、さ。今度ナルトがオレを怒らせたとき同じことやってみな」 「同じこと?」 「そ、キスしてぎゅーってするの。一発で機嫌なおるから」 ナルトを抱き替え直し、カカシは金色の頭を撫でた。不思議そうにナルトが首を傾げる。 「ほんとうになおんの?先生」 「まず百発百中だな。お前の的当てより確かだよ」 ふうん、とナルトが考え込む。的当て云々は頭に入らなかったらしい。これで怒ったらまたキスをしてやろうと思っていたカカシは、少し残念、と内心舌を出した。 「わかった!やってみるってば!!」 納得したのかナルトが満足そうに頷く。良くできました、とカカシはご褒美のキスを一つ、ナルトに落とした。ナルトがうれしそうに笑う。 「ね、センセー怒ってってば!」 「なんで?」 「本当に先生の機嫌がなおるのか、試すんだってば!」 ニィ、とナルトが笑った。無邪気なその笑顔にカカシが微笑む。 「そういうことなら遠慮なく」 そう言うと、カカシは怒るべくナルトを床に横たえた。
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なぜ床に横たえる・・・(愚問)でも別にキスしてぎゅーってしなくてもカカシがにっこり笑っただけで許してしまううちのナルト。甘やかしすぎです。
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