地徊営業日誌
目次|書きすてたもの|未定なもの
どうやら日記殴り書き再録本作る気らしいですよ・・・。六月が八月に。 きっかけを貰ったときには作る気なかったんですがそうメールした後「無理だよ〜」と思いつつ印刷所の料金表見てた時点で終わりだったのかも。本で一ページ小説ってのに抵抗感があったのですがページがすかすかにならなきゃ大丈夫かな、と思いまして。後B6本って作ってみたかったんです。決してどろんぱ。が落ちそうだからと言うことでは・・・ない、と・・・(汗) 生け贄の方が正式に「いいよ」って言ってくれれば詳細発表です(笑)
今仕事暇だしちょっくら頑張って毎日書こうかと。 まだ両思い前です↓
***伝えたいことがあるんだ***
「なに?ナルト」 自分に注がれる視線の強さに、カカシは少々居心地の悪いものを感じる。カカシが視線を向けた途端ナルトは顔を逸らしてしまった。 「なんでもないってば」 怒ったように頬を膨らませて手元のマグカップに手を伸ばす。両手でマグカップを掴む幼い仕草に、カカシはため息をもらした。 (やっぱりまだ早いよね) 小さな手。細い体。まだまだ十分に高い声。これがそのうち自分と同じような生物になるとは到底思えなかった。 (食べちゃだめかなぁ) 青い実は食べてはいけないのだ。食べるなら熟してからの方がおいしいに決まっている。だが、この子供なら青くてもおいしいだろう。そもそも熟するのを待っていて誰かに取られたらどうするのだ。 (悩む) カカシにしては珍しく真剣に考えてしまう。別に周囲の反応などどうでも良いのだけど。この子はそれを気にするし。カカシはナルトの負担になるようなことはしたくなかった。 (いっそ告白して差し押さえだけでも・・・でもそれで我慢できるかが問題だよな。無理矢理したら泣くだろうしなぁ) 思い切りの良さには自信のあるカカシは、その後の自分の行動にある程度の予測がついてしまう。ひとまず自分の家に連れ込む事には成功しているし、無事ナルトの持ち物もこの家に増えているし、順調と言えば順調なのだが。 (・・・焦りすぎかな) ため息をもう一つこぼし髪を掻き上げる。それを見ていたナルトが惚けたように目を丸くした。 「・・・・・・」 小さな呟きがその口から漏れる。考えに没頭していたカカシはその呟きを聞き逃してしまった。 「何?ナルト」 カカシの問いに、ナルトは赤くなって首を振った。 「な、なんでもないってば!」 「?」 カカシが怪訝そうに顔を顰める。ナルトはちらりとカカシを見上げると、マグカップを置いてカカシの側に近寄った。 「・・・あのさ、先生」 「なに?」 「髪、触っても良い?」 小首を傾げてナルトが問う。カカシはわずかに瞠目するとゆっくりと微笑んだ。 「いいよ」 首を傾げて髪を子供の前に出してやる。ナルトの手が恐る恐る伸ばされた。 「・・・やーらかいってば」 「まぁそこそこにはね」 心底不思議そうに髪に触れる子供に、カカシが苦笑する。とりつかれたように髪を見つめる青い瞳がカカシを誘った。 (うーん、これは) どういうことだろう。髪にさわる、という行為には割合深い意味がある。この子供がそれを知っているとは思わなかったけれど。 (期待しちゃうよ?) そっと微笑む。ナルトは髪をさわるのに夢中でカカシの表情には気付かない。小さな手が髪を撫でる感触にひたっていたら、壁の時計が時刻を告げた。 「ナルト。もう遅いし、そろそろ風呂入ろっか」 呼びかければ子供の視線がカカシに戻る。残念そうな表情を隠そうともしない様に笑みがこぼれた。 「そんなに気に入ったなら洗ってみる?」 カカシの言葉にナルトが大きく目を見開く。それが笑顔に変わるまで時間はかからなかった。 「うん!」 心底うれしそうに笑うナルトに、カカシもうれしくなる。 「じゃあ代わりに先生にはオレの髪を洗わせてやるってば!」 「・・・それっていつもとどー違うわけ?」 じゃれ合いながら一緒に風呂場に向かう。
ねぇ、お前のこと好きになっていい?
***
小田和正の「Yes-No(たぶん)」と言う歌から。のつもりだったのですが。前書いたのとつながってるようなつながってないような(書いてる当人が言うか)ナルトサイドもあるのでそのうち。そうしたらはっきりしますね(他人事のように)しかし書き上がるまで何書いてるかわからなかったので当人も楽しかったです(笑)
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