地徊営業日誌
目次書きすてたもの未定なもの


2002年01月09日(水) 荒れてます

久々に本気で腹が立ちました。昨日年賀状が転居先不明で帰ってきたという知人らの連絡で郵便局に問い合わせたら驚愕の事実が!!
どうも悪質ないたずらにあったらしく、十二月中頃私引っ越したと勘違いされ郵便局の住所録から削除されてました。
ひまじんめ・・・・・!!(怒)
嫌がらせとかではなくただの悪質ないたずらでしょう、と言うのが大方の意見ですが腹が立ちます。おかげで12月後半から昨日までの手紙は全部返送されました〜。がくう。ひとまず今犯人が見つかろうものなら私が犯罪者になりかねない状態です(殴るくらいで済むはずもなく)。管理会社には連絡して見回り強化して貰うよう頼んだのですが。
そのせいで昨日はご飯食べてふて寝してました。まだ怒りが収まりません。
今日からはきちんと郵便物届いているのですがね〜。新年早々えらい目にあいました。ふう。


せ、せめて癒しで・・・!↓

***冬***

冬は好きではない。冬の寒さは自分が一人だと言うことを改めて認識させる。寒い夜一人で布団で丸くなるのは嫌いだ。
ため息を吐けば空気が白く凍る。
「寒いねえ」
カカシはそう言うと背後からナルトを抱きしめた。不意に身を包みこんだ温もりにナルトは戸惑う。
「べ、べつにさむくなんかないってば」
「オレが寒いの。は〜、やっぱりお前暖かいね」
ナルトの体温を楽しむようにカカシは回した腕に力を込めた。カカシのたくましい腕に閉じこめられナルトがもがく。
「放せってば!」
何とか逃れようとナルトが暴れるが、カカシはものともしない。ナルトは恥ずかしくてなってカカシの腕に顔を埋めた。何しろ場所は天下の往来、周囲を行き交う人々が何事かと二人をジロジロ見てゆく。
カカシに隠れるようにすり寄ってくるナルトにカカシは微笑んだ。
「なーんかこうしてると冬も捨てたもんじゃないって気がしない?」
カカシの言葉にナルトが驚いて顔を上げる。途端に優しく笑むカカシと目があう。
「寒し風は冷たいしあんまり楽しいことないけど、こうやってくっついてたら暖かいものな」
カカシの言葉がナルトの中に染みこむように響く。だから、とカカシは人の悪い笑みを浮かべるとナルトを肩に抱き上げた。突然の事にナルトが混乱する。
「な、なななななん!?」
「ナルトはオレのうちにお泊まりね〜」
「何の!関係があるんだってば!!」
「ん〜、だってさ」
ナルトの抗議を物ともせずカカシは飄々と歩を進める。何て言い訳するつもりかとナルトはカカシを睨みつけた。
「寒いとき一人で寝るのって嫌じゃない?」
肩に抱き上げられた状態では、ナルトにカカシの表情は見えなかった。ただ、自分が考えていた事を見透かされた気がして、ナルトはカカシの肩に顔を埋めた。
「なんだってばよう・・・」
「寂しがり屋さんなのよ、オレ」
ガックリと肩を落とすナルトにほがらかにカカシが笑う。うそくさ、と呟いてナルトはカカシにしがみついた。
冬は好きではない。一人で眠る夜の寒さは格別だから。では二人なら?
「せんせーってば変」
何故だか涙が出そうになってナルトは無理矢理笑った。

冬も好きになれるかもしれない、と思いながら。


*****

うそくさいなあ、カカシ。ダメですね、これは!いちゃつかせたせたかっただけだったり(汗)この後は当然二人で暖めあうわけですよ!(待て)まずはお風呂?(おい)ラブラブ〜(呪いのごとく)
小此木は冬好きです。元々南方育ちで冬の厳しさという物をちゃんと知らない背かも知れませんが。空気が凍り付くのが好きです。所で木の葉の里の冬はどんな感じなのでしょうか??


小此木 蘇芳 |HomePage