地徊営業日誌
目次|書きすてたもの|未定なもの
昨日は風邪を引きました。実験室の暖房が壊れた所為でえらい寒い中実験してたら30分で鼻が止まらなくなり昼には熱を出して医務室で寝てましたv 実験の関係で五時まで帰れなかったんです・・・。 そして今日の夕方には元気そのもの、鼻水も止まってましたv何だったんでしょう、いったい・・・。 年賀状・・・やばいです・・・
明日は早出なので短めに↓
***風邪ひき***
体温計を見てカカシはため息をついた。 「9度5分、ね」 ベッドでは真っ赤な顔をしてナルトが唸っている。 「お前ね、何してたらここまで悪化させれるわけ?」 怒りを通り越して呆れ果ててカカシが聞いた。うう、とナルトがカカシを睨みつける。 「らいじょうぶらってば!おれってばにんむいくぉう」 「はいはい、今日はゆっくり休もうね」 ナルトの言葉を無視し、カカシはナルトの額のタオルを取り替えた。先ほど乗せたばかりの濡れタオルは熱を吸ってもう熱くなっている。 「いくったらいくのう」 「はいはい」 どこにそんな気力があるのか、とカカシは思いながら脇においた洗面器でタオルを洗った。十分に水気を絞ってナルトの額に乗せると、冷たかったのかナルトが小さく悲鳴を上げる。 「大人しく寝てなさい」 カカシはナルトの額を軽くこづくと、ベッドの横に引っ張ってきたイスに腰掛けた。ナルトが見ていると、そのままいつものごとく本を読みに入る。 途端に静かになった室内に、暖房の音とカカシがページをめくる音だけが響いた。ナルトは眠ってしまったのか、時折せき込んでは苦しそうに唸る。 「・・・・・」 カカシは30分おきに本を閉じてはナルトのタオルを取り替えた。口元に手を持って行けば熱い息が掌をくすぐる。熱はなかなか下がりそうもない。 (注射した方が良いな) 多少の医術の心得はあるから、その程度の事ならば難なくできた。幸い当人は眠っているから文句を言われることもないだろう。 「・・・・ん」 カカシが離れようとすると、ナルトが動いた。力を失った手がカカシの袖を捕らえる。思わずカカシは動きを止めた。 「・・・・・・」 カカシの袖を捕らえたナルトがうれしそうに微笑む。袖を捕らえる手に力がこもって、カカシは苦笑した。 「・・・ま、いっか」 傷はすぐに治ってしまう子供である。こんな時くらい、ゆっくり治療しても良いだろう。 そう思い、カカシは再び本を手にした。30分おきにタオルを取り替えるために。
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一人暮らしの何が困るって寝込んだときが困るんですよね。毎年大きな風邪を一回引く小此木ですが、学生の時本当にひどい風邪の時には自力で病院には行けないものだと知りました。動けないですよ、あれは・・・。
明日はどんなに遅くても八時には実験始めてないといけないのでもう寝ます。お休みなさい。
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