地徊営業日誌
目次|書きすてたもの|未定なもの
本日は職場でウィルス騒動が勃発。至る所でアンチウィルスが働いてましたが、一部の人には感染したらしく、大騒ぎ。あれほど情報処理センターの人間が泣いて訴えてるのだからいい加減ウィルス対策ソフトを入れろよと思う今日この頃。真面目にあれはいやな代物です。
最近かっ飛ばしすぎて誰もついてきてくれてないのではないかと不安になったり。かっとばさないとやってられないと言うのがあるんですが・・・(カカシを見たいが見たくない) でも反応気になるのでカキコしてくださるとうれしいです。私が掲示板苦手〜とか言ったのが悪いのでしょうか・・・。いや、でもそれ以上にうれしいので・・・ぜひに!!(切実)
ディアマイン(高尾 滋)ネタ↓ だいぶ(というか形もなく)アレンジしましたが。あのシーンてやらしいと思うのは私だけ??
***傷口**
「あ〜〜!!またやった!!」 サクラの怒声が広い畑に響く。その声にナルトが肩をすくめた。
本日の任務は畑の草むしり。後少しで終わり、と言うところでナルトが掌を鎌でざっくりやってしまった。手当をしてそのまま続行していたのだが、それがいけなかったらしい。力のいる作業、知らず知らず傷口に力がこもる。 「もう、何やってんのよ!!傷口開いちゃったじゃない!!」 サクラが怒ってナルトの手を取る。そこに巻かれた白い包帯は、赤く血の色に染まっていた。 「だ、大丈夫だってば」 「どこが!?どこが大丈夫だって言うのよ!?力入れるなって何遍言えばわかるの!?」 「落ち着け、サクラ」 カカシが慌てて止めに入る。サクラは掴みかからん勢いでナルトを睨みつけた。 「あんたはもう帰りなさい!!今日は絶対安静!!」 「ええ!?ひどいってば、サクラちゃん!」 「ドベ、いいから帰れ。後はオレとサクラでやっとく」 「・・・あのさ、お前らに指示出すのはオレの役目なんだけどね」 仲良し3人組の後ろで少し寂しそうにカカシが呟く。サクラはカカシを振り返るとビシ!!と教本に乗せたいほど見事にカカシを指差した。 「カカシ先生!ちゃんと世話するのよ!?」 「はい?」 「何かナルトの大切な物でも張り付けといて。そうすれば力入れたりしないでしょうから」 「えっと・・・」 「いい!?ちゃんと世話するのよ!?わかった!?」 唖然とするカカシとナルトを置いて、サクラとサスケが作業に戻る。ぽつねん、と二人は残された。 「・・・ど、どうするってば?」 ナルトが目を白黒させて問う。カカシは頭を掻くと、諦めたようにため息をついた。 「ま、お言葉に甘えよっか。はい、ナルト」 名前を呼ばれて顔を上げれば、目の前にカカシの手があった。 「大切な物張り付けとけ、って言われたでしょ。それともこれは違うの?」 いたずらっ子の様にカカシが微笑む。その意味を悟り、ナルトが破顔した。 「違わないってば!!」 怪我をした方の手を差し出せば、カカシの手が優しくその手を掴んだ。ナルトが照れくさそうに笑う。 「じゃ、帰りますか」 「おう!」 元気なナルトのかけ声を合図に、二人は一緒に歩き出した。
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手をつなぐとか、キスするとか。そういうのを書くのが好きです。見るのはもっと好きです。でもこの話、カカシある意味教師失格ですなv 本当はナルトが怪我が直るのが嫌でワザと力入れてる、って設定があったのですが消えました。ナルトの怪我が治ってないのはそう言うわけです。
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