地徊営業日誌
目次|書きすてたもの|未定なもの
元々小此木はギャグ書きです。そして話を考えるときは常にまんがで考えます。するとですね、漫画にして2,3ページのしょうもないギャグがいっぱいできるんですよ。で、そのつけがここに来てます(笑)
今週号のナルトから。ありえない予想↓
***かくれんぼ**
試合が終わってナルトが真っ先にしたことは、会場内を走り回ることだった。 「ナルト!!お前怪我の治療して貰えよ!」 慌ててその後をキバが追うが聞いていない。一生懸命走り回っては何かを捜している。 「おい、捜し物なら手伝ってやるからまず怪我どうにかしろよ!」 やっとで追いついたキバが息を切らせて怒鳴る。ナルトはキバの頭の上の赤丸を見ると、ポンと手を打った。 「そうだ、赤丸お前知らないか?黒いフード被って変なお面つけたおっさん」 ナルトの問いにキバが眉をひそめる。 「あ〜、暗部のおっさんか?あいつならヒナタを医務室に連れてったぞ」 「医務室・・・」 「ヒナタの奴、ネジと戦ったときの怪我がなおってなかってみたいでさ・・・だからお前も・・・って聞け!!」 「サンキュ!!じゃオレ医務室行くってば」 怒鳴るキバを余所に、ナルトが医務室めがけて駆けてゆく。 「何だありゃ・・・」 訳が分からずにキバが首をひねる。赤丸だけが何かを知っているかのように大きくあくびをした。
派手な音を立てて扉を開けると、そこには黒いフードをすっぽりかぶった大柄な人物がいた。 「あ〜〜!!」 叫ぶなり、ナルトは確かめもせずその人物に飛びついた。首に足を絡ませて肩に乗ると、その顔に張り付いた面を引き剥がす。 「センセ、みっけ!」 「・・・・・お前ねえ、重いでしょ」 にしし、と自慢げに笑うナルトに、フードの人物が苦笑する。ナルトはお面片手に相手の顔をじっと見つめた。 「何?ナルト」 ナルトが落ちないよう背中を手で支えてやりながら、相手が問う。ナルトはちょっと照れくさそうに笑うと、ぎゅっと相手の頭にしがみついた。 「センセ、だーいすき!」
その後ナルトがサスケの試合を観戦できたかは定かではない。
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フードの人物はアスマでもイルカでもガイでもないですよ?(当たり前) まずありえない予想です。ひとまずナルトってばカカシ先生の存在無視してサスケの試合見たがりそう。でもね、こう、私としてはそろそろバカップルの触れあいを見たいのですよ!!扉絵だけでなく!!(切実)
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