Movin'on without you
mako



 泊まり木。

あたしは、あなたが、
いちばん、心安らげる場所で在りたい。

仕事という名の戦いの合間に、
ほっと、息を吐ける場所で在りたい。

心安らげる場所が
決して、家庭という場所と
一致する訳じゃないことを
知ってるから。

それは、高校生だった自分を
その場所から、救い出してくれた人が、いたから。

昨日、その人が
あたしのゆめに出てきました。

いかせんという名の、その人が。


++++++++++++++++++++++

今、あたしの大好きな人は、
どこかしら、いつも戦っているような人です。

少なくともあたしには、
そう見える。

そしていつも、
何かを抱えてる。そんな気がする。


そんな人だからこそ、
あたしは、泊まり木になれたら、
それでいいよ。

しがらみがないからこそ、
本音でいられることも
弱音を吐けることも
きっと、あるでしょう?


あたしたちは
いろんなものの中で
自分を見失わないように
高い高い壁を自分で立てて、
そのせいで苦しくなって、
でも、戦うことを、辞められない。


いつか。
北の国に、帰ってしまうことは解ってても、
短い冬の間だけ、癒せるような

そんな存在に、なりたい。
南の小島みたいな。


あなたの側で、
あなたが笑ってるのを見ていられたら

ほんとはそれで
しあわせなのにな。

どうして人っていうのは
もっとたくさん欲しいと、
願ってしまう日が、来るんだろう。


あなたが安らげる場所で在りたい。
心から共に在れる、存在になりたい。




2007年09月08日(土)
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