Movin'on without you
mako



 いっそ働きマンになれたらいいのに。

仕事が、嫌いでした。

嫌いというより、苦手といったほうがいいかもしんない。
楽しいと思えたことなんて、なかった。


でも今日、
ふと、

仕事があってよかった、

って思いました。


お客さんと話をしているときは、
一瞬だけど、あなたのことを忘れられるから。

四六時中、何をする時も
あなたが支配する、このこころを。

そうなりたいわけでは決して無いけれど
そうなってしまっている現実。


仕事だけか。

そんな風に、思った。


あたしを救うのは、忙しさだけかもしれない。
でもそんな忙しさの中に
やっぱり、ふと、あなたを思い出すことがあって

それが、少し、切なくて、苦い。


嫌いな仕事に、助けられてる自分。
それほど逃れられない自分。


好きという気持ちに、押しつぶされそうだよ。
あたしだけが。



2007年08月05日(日)
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