前潟都窪の日記

2005年01月18日(火) 密葬 連載の8

幸福の四辺形

 今岡一族のあまりにも金銭に執着する価値観に嫌気をを感じて潮は仕事の面では袂を分かち、生活の面では敬遠してきた経緯がある。今岡一族が金銭欲の権化と化していく過程はこれから追々明らかになっていくが、ここでは潮が幸せと考える状態はどんなものなのかを述べてみたい。

 幸福の四辺形という言葉で知られているが、
 その一辺は健康であること。
 第二辺は文化生活ができる程度の多少の金銭があること。
 第三辺は身辺の人間関係がうまくいっていること。
 第四辺は自己実現できていること。
 この四つの条件が整っていれば幸せと考えることにしている。

 最近第三辺に多少ゆがみが生じてきているが、価値観の異なる世界に住む人達とは没交渉であればいい。芭蕉や西行のような境地も悪くないと考え初めている。



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