| 2004年08月22日(日) |
【マスタードの洗礼と豊穣の国のマナー・・アルゼンチン、ブラジル�◆� |
平成10年10月25日(日) 6時起床。シャワーを済ませてベッドに腰かけていると家内が起き出してきて、お化粧を始めた。7時にホテルの食堂で朝食をとる。このラファイエットホテルは以前パリで泊まったときも同じ名前であったという記憶がある。バイキングである。南国の果物が豊富なのが嬉しい。
タンゴのロゴの入ったTシャツを買おうと8時半頃、街中へ出てみるが、清掃の人や車が活躍しているだけで、店はまだ開いていない。ガイドの言っていた通り、日曜日だからなのであろう。ただ、軽食用の食堂は開いていてちらほらと食事をしている人を見かける。それでも一軒、繊維製品を扱っている店が開いていたので、入ってみるとTシャツも売っていた。タンゴの踊りの入ったものをLとMを一着買った。一法君と支奈へお揃いで土産にしようというつもりである。家内が形のよい履きやすそうな靴を見つけて買いたい口ぶりであったが、店が閉まっていてはどうしようもない。ここは歩行者天国のようで、屑入れ箱がやたらに目につく。昨日は夜遅くまで賑わっていた様子が窺われる。
店が閉まっていては歩いても仕方がないので部屋へ帰ることにした。部屋まで来ると人がいる。メイドが掃除に入っているのだが、我々に気がついて仕事途中で出ていった。枕銭はそのまま残っていた。受け持ちの仕事を早くかた付けようとして、外出している部屋に入って作業していたということらしい。
アルゼンチンで一番大きなゴムの木 風邪気味らしく鼻水が出るので病院で貰って持参していた薬を服用する。指先が荒れているのは風邪薬を服用したからだと見当をつけているので、あまり飲みたくはないが、鼻水が出るのを我慢するのも苦しい。昨日のマスタードのことを思い出したら一句できたので書いておく。
春の街 マスタード鉄砲に 戸惑いぬ
11時20分にロビーへ集合してから空港へ向かいイグアスへ飛んだ。13時26分離陸、14時00分着地、15時、迎えのバスでイグアスの滝へ向かう。ガイドは斉藤さんという男の人で旅行社を営んでいる社長らしい。
滝はアルゼンチン側 から見るのであるが、滝壺へ流れ込んでいく様を観察することになる。こちら側からの落差はあまり大きなところまでは見られないが、水量といい流れの数といい規模の大きさに圧倒される。滝の幅は4kmに及び滝の数は300もある。
生憎の雨で滝を見る前から合羽を着用している。合羽のずぼんを当初着用しなかったので下半身はずぶ濡れで寒くなってきた。慌ててずぼんをはいたが遅すぎた。4〜5年前の大洪水で観瀑橋の大部分が流されたので、舟に乗って残っている橋脚まで運んで貰う。その後、流されずに残った橋を歩いて「悪魔の喉笛」 と呼ばれる箇所を見学に歩いていく。飛沫が飛んで激しく水煙が上がっているので、合羽で身を固めていても先刻下半身が濡れていたため全身ずぶ濡れである。ビデオカメラを濡らすまいとビニール袋に入れているのだが、どうしても濡れてしまう。
イグアスの 飛沫千丈 夏涼し
大地割れ 悪魔の雄叫び 夏涼し 。 夏の雨 足元かばい 滝を見る
このあとイタイプー湖から放流されて流れてくるパラナ川とイグアスの滝、を経て流れてきたイグワス川の合流する地点が三国の国境になっていて、それぞれの国境点に標識が建っている。ブラジル、パラガイ、アルゼンチンの国境である。この国境をアルゼンチン側から見学したのちカリマンホテルへチェックインした。 平成10年10月26日(月)
オプションでイタイプー発電所を朝、見学するという。昨日の雨のせいで家内は参加したくないような口ぶりであるが、無理に説得して同行することになった。参加するのは男ばかりで家内を入れて6人である。8時に集合してイグアスの街を通り抜けて発電所へ到着した。
イタイプー発電所 はパラナ川に建造された水力発電所で、ダムの総延長距離8km、貯水池面積は琵琶湖の2倍あるという。出力70万キロワットの発電機が18基あるので、総発電量は1260万キロワットとなり、世界最大である。1975年から始めて1995年に完成した。建設の最盛期には飯場としての住宅が9000戸あったといい、労働者も3万人が従事した。総工費150億$で20年の歳月がかかった。タビーンの直径は18mもあり放水管の直径は10.5mである。
ブラジル国全体の消費電力が5000万キロワットであるからこの発電所だけで4分の1をまかなうことができるのである。現在は5社出資のウエコンが経営している。
ダムはロックヒルダムの部分に特徴がある。250mの幅に高さ80mであるという。
ダム建設の技術では世界第一である。イグアスの人口は24万人でホテルの数だけでも200軒あるというから、大きな観光都市である。高級住宅地では80坪の土地で4LDK程度のアパートで2500万円位だという。
ホテルへ帰ると間もなく、ブラジル側からの滝見学へ出発である。遊歩道を歩きながら滝を見学するわけだが、沢山の滝が轟きわたりながら落ちていく様は、壮観の一語に尽きる。見事なものである。昨日より落差を大きく見ることができる。最終はエレベーターで一般道路にでることになるが、エレベーターホール近くでの滝の落ちゆく様は物凄い。
昼食はLa Mammaというレストランでイタリア料理を食べたが、今回の旅行ではここの料理が一番口にあった。特に肉が美味かった。ここではカイピリーニャというブラジルの焼酎を飲んだが甘口でとても美味かった。メキシコのマルガリータと似た感じのカクテルであると言えよう。 三国国境の街、パラガイのシューザ・デル・エーステという都市は、人口210万でタックスフリーの街だというから昔の香港を小型にしたような国、際都市らしい。
ブラジルの国花はイッペイといい9月上旬に黄色い花をつける。
イグアスのカレワ空港よりリオデジャネイロへ飛び、到着後、グローリアホテルへ直行した。ガイドは三浦という男でちょっと癖のある気障な野郎で駄洒落を飛ばしては一人悦にいっているようなところがある。夕食はホテルのレストランでバイキングであった。野菜と果物をしっかり食べた。
|