記憶を辿るの 頭が痛い交差点で 出会った人が 私に微笑んだ体温しか 憶えていない あの夜の顔は 知らない目を 硬く瞑って 通り過ぎるのを 待つ行為都合がいいことは 信号の黄色保留 快楽 固定 曖昧 逃亡何を刻み込んだのですか この躰に