Howdy from Australia
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2005年08月01日(月) doesn't time fly?

郵便受けに届いていた絵葉書。今はキャンベラに住む元同僚Aからだった。前の会社で一緒だった彼はインド系のオーストラリア人で、通勤のバスが一緒でよく色々な話をしたっけ。オーストラリアで育ったせいなのか、彼が変わっているのかは分からないけれど、大学院の研究室で一緒だったインド人の友達Bとは驚くほど考え方や価値観が違っていた。例えば、ご両親に紹介されて一度だけ会った男性と結婚したBとは対照的に、お見合い結婚は論外と言い切るA。インドの古いしきたりや伝統をオーストラリアでも出来る範囲内で守っていこうとしていたBに対し、Aはそういうものには一切拒否反応を示していた。

そういえば、しばらく連絡を取りあっていなかったせいで、彼に今の職に就いたことも知らせていなかった。絵葉書に、就職はどうなった?成功を祈っているよ!と書かれてあって、ちょっと胸が痛んだ。ニュータウンのバーで生演奏を楽しんだり、パブ巡りをしていた彼にとって、キャンベラでの生活はかなり退屈なようだ…。

それにしてもメールアドレスも知っているはずなのに、わざわざ絵葉書を送ってきてくれたとは感激。嬉しかったので私もすぐにシドニー湾の絵葉書を使って返事を書いた。

そういえば、前の職場からも「再雇用の案内」が届いたけれど、丁寧に断りの返事を入れた。経験者は優遇されるので公募になる前に連絡が来ることになっている。私の知っている人で何人ぐらいが復帰するのだろう。大学入学願書を朝から晩まで審査していた日々が懐かしい。


yumiko |mail

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