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V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
街の駅近くの伝統的な建物が壊されて、高層マンションができました。その町らしさが、またひとつ消えました。その光景を見ながら、利だけを求める利益至上主義者に、「らしさ」のある存在は常に壊される運命にあると感じました。顧客第一の経営をしていた企業が、突如儲け主義に走ったとき、その企業「らしさ」は壊れてしまいます。誰かのために一生懸命だった人が、「金・金・金」と言い出したとき、その人らしさが消えてしまいます。人・企業・地域固有の魅力は、金の亡者の前に消し飛びます。そして何の特徴もないノッペラボウな人・企業・町が残ります。私個人にもそんな経験があります。自分を見失ってしまうのです。このような破壊を必然と言う人もいますが、同じ生きるなら、「らしさ」のある独自性でお役に立ちたいですよね。不自由な日常を余儀なくされる時こそ、「事実前提」より「価値前提」の人でありたい。手づくりマスクを提供される方と、大量に仕入れたマスクを叩き売る人を見比べながら、そんなふうに考えています。
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