|
V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
「わが社の売りものは経営理念です」。あるクリーニング会社の社長が講演会でこう語りました。「え、経営理念が売りものになるの?」私には、よくわかりませんでした。そこで同社がやっていることをよくよく観察してみると…。同社は、経営理念は「活かす」です。主なお客様は工場。そこでは油や切り粉まみれの軍手やウエス(ぞうきん)など多くの資材が捨てられています。「それらを捨てずにクリーニングして再利用しましょう」同社はそう提案しているのです。そのために、お客様の工場の廃棄物(ゴミ)置き場に行って何がどれだけ捨てられているか調査をします。そして、捨てて処分する手間新品を調達するコスト、クリーニングして再利用するコストをシミュレーションします。その上で、こんなにお得で環境にも優しいですよと提案します。この行為はまさに「資材活かす」こと。そして「時間とお金を活かす」ことです。これは、経営理念の実践であり、経営理念の提案ですね。そう考えてハタと気が付きました。ビジネスはすべからく「経営理念の実践」です。であれば、商品やサービスを売る行為は「経営理念を売ること」と同じはず。あなたの会社はどうですか?先の見えない時代だからこそ、「経営理念を売りものにできないか?考えてみましょう。
|