V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
今年2回目の鮎釣りに行く。お気に入りの場所に入り、準備をしていると後ろから若い人に声をかけられた。「この下の縁への落ち込みに入って釣ってもよろしいでしょうか?」。私は「いいよ」と応えた。普通はそんなことお構いなしで、ズケズケ入っていくところだ。そこで「随分礼儀正しい若者だなあ」と感心していたら、「解禁の日に来られましたか?ここは30匹ぐらい上がってましたよ」などといろいろ教えてくれた。聞くと、地元に住んでいる青年らしい。最後に「僕はいつでも来られますから、邪魔くさかったら移動しますから言ってくださいね」と言って去っていった。今時の若者の礼儀正しさと素直さにとても感心した。むき出して競争をしない、シェアが当たり前の時代の美しさがそこにあった。
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