V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2017年12月25日(月) 池井戸作品を貫く一貫した『独立自尊』の精神

TBSの『陸王』が終了した。来年に向けて元気の出る、良いドラマだった。直木賞作家である池井戸潤氏の作品は『半沢直樹』『下町ロケット』の時もそうだが、一貫した主張があるように感じる。それは「独立自尊」の精神。辞書には「独立自尊=人に頼らずに自分の力だけで事を行い、自己の人格・尊厳 を保つこと」とある。これを強く主張していたのは福澤諭吉。日本を支配しようとしていた列強に対し、彼は「隷属するな、日本は自分で未来を選択し、自分の力で生きよ」と国民に訴えた。池井戸氏の母校慶應義塾に今も受け継がれる理念だ。私もその塾員の一人。独立自尊は強く意識してきた生き方のひとつ。来年は脱下請けをテーマに独立自尊を支援したい。


酒井英之 |MAILHomePage

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