V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2016年09月09日(金) 契約社員のやる気MAXを引き出した上司の言葉

ある契約社員が、正社員となって契約社員の束ね役となって欲しいと上司から懇願された。しかし、リーダー的な立場になることを望まない彼女は「会社には迷惑をかけないから、ほっといてください」と、頑なに拒んだ。するとその上司は、「仕事の話をしているのにその態度はなんや」といい、次のように説いた。「お前は皆にいろいろ教えるのが上手い。そしてよく落ちているゴミを拾う。が、残念なことにお前みたいな人がおらんのや。俺はそのような人財を多く育てたい。それにはお前のような人間がリーダーなって、お前が作らないかんのや」。この説得に彼女は納得した。彼女自身が気づいていなかった彼女の魅力とその影響力を伝えられて、彼女は自分の中に新しい可能性と責任感を持ったのである。この話を聞いて、上司ならではの「見るチカラ」と説得力に感心した。


酒井英之 |MAILHomePage

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