合宿研修の最後に、ある受講生が相談に来た。リーダーになるためにどんな本を読んだらいいかの相談だった。彼は坊主頭で大柄だったが、東北人らしくとても穏やかな性格だった。一見茫洋としていて掴みどころがないのだが、そこに惹かれるのか数人が集まれば必ずリーダーになった。私は彼に「ビジネス書よりも小説を読みなさい」と伝えた。彼のような人物が主人公の小説を読み、その独特のキャラを磨いた方がリーダーに近づくと思ったからだ。