大塚製薬で累計2500億も売上げた「抗精神薬エビリファイ」は基礎研究から実に25年、臨床開発から16年掛かっている。これだけ長い期間開発に耐えられたのは、第一にこのプロジェクトが「医師ではなく患者に貢献する薬を作る」という目的意識。末端を見ているから軸がぶれないのだ。第二は組織内の成功キーワード。「経験の継承」や「ゴツゴツした研究」など、長く辛抱する大切さを説く言葉が定着している。