嗚呼!米国駐在員。
<目次>戻る進む


2004年11月02日(火) 「日本人はみんなブッシュ支持だろ」

今日は大統領選挙投票日。
取引先には電話のついでに投票に言ったか聞いてみる。ほとんどの人が、就業後に行くつもり、と言っていたけど、どこの投票所も長蛇の列なんだよなあ、とぼやいていた。
意外にも大統領選挙の投票は原始的。州ごとに投票方法も違うし、世界が注目する大きな選挙の割には頼りない。


普段はお堅い話なんかしないうちの会社のスタッフにも聞いてみた。

「ブッシュって海外でも人気あると思う?」

「当たり前じゃないか。日本だってそうだろ。日本人はみんなブッシュ派だって、新聞に書いてあったぞ。名前は知らないけど日本のトップがブッシュ支持なんだから国民もそうなんだろ。」

どうやら小泉首相が熱烈なブッシュ派ということを受けて、日本人全体がひとくくりにされて理解されているようだ。

君達、日系企業で働きながらそんな大きな誤解しないでくれよ、と思ったけど、やっぱりアメリカ人の日本に対する印象はそんなものなのかもしれないな、と思った。

アメリカから見れば日本は小さな小さな島国。日本の首脳の意見には国民のほとんどが同意すると考えたのは、不思議ではないかも。もしくは、社長の意見にろくにモノが言えずに部下が同意して従ってしまう、我が企業で働いているからこその意見なのかもしれない。ははは。って笑い事じゃないか。


Kyosuke