嗚呼!米国駐在員。
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2004年07月14日(水) 帰宅のストレス / ホームラン競争

昨日は午後8時ごろに会社を出る。
まだ日が高いので外は明るい。車の窓を全開にして、音楽をガンガンかけて、いつもと違う道で帰宅する。実に気分のいいひと時である。アメリカにきて、色々大変なことはあってそれなりにストレスも感じるのだけど、ふと、帰宅の時は日本と違ってストレスを感じるどころかいい気分転換になって最高だな、と感じた。

日本の帰宅は憂鬱だった。東京の地下鉄東西線。毎日もみくちゃ。残業で遅くなれば、電車内は酒臭く酔っ払いのオヤジばかり。まあ、自分もそういう時はあったのだけど。午後10時過ぎたらもう地獄だったな。 それから高校生くらいのクソガキども。ジュースは飲むはお菓子は食べるはで、あげくの果てに地べたに座り込む訳の分からん奴もいたな。こんな光景とは縁が無いことは、有難い限り。


帰ってオールスターのホームラン競争をテレビ観戦。
ホームラン競争だけを見に観客が超満員。外野では、いい年したおっさんから子供まで、みんなグローブ片手に盛り上がる。選手も、みんな真剣勝負である。ホームランしか狙わずにホームランを打つ。プロとはいえ、その才能には息をのむ。

特にサミーソーサ。もうガチガチに力が入っているように見えるのだけど、ボールがピンポン玉のようにスタンドへ。ボンズ(変換したら、"盆図” と出た。ははは。)といい、名前で客を呼べる選手は華もあるし、やっぱり見ていていい気分にさせられる。

このホームラン競争、ヤンキースからは予定のジアンビ(これは変換したら"事案日"だって。もうええって。)が辞退して、松井が代役候補だったようだ。しかし本人は時期尚早ということで辞退。日本中からは残念というの声が聞こえてきそうだけど、ファンとしてはホッとしたような気もする。これだけ歴史と由緒あるメジャーのホームラン競争。松井の実力は誰もが認めるけども、メジャーではホームランバッターではない。あまり打てなければ、気の毒な気もするし、大体、振り回すだけのジアンビの代役というのも気にいらない。

といっても、現在の17本塁打は、ホームラン競争のメンバーに入っても8人中5番目の成績。やっぱり見てみたかった気もするような。どっちやねん。

まあ、松井選手には、オールスター当選も文句なし、ホームラン競争も最初から選ばれるようになってから、堂々と出て欲しい。どうせ、そんな時はすぐにやってくるのだから。


Kyosuke