嗚呼!米国駐在員。
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2004年07月12日(月) アメリカのパーティーでのツカミ

珍しくやや蒸し暑い日曜日。
久しぶりにヨガに行ったり買い物にいったりとのんびり過ごす。日本では選挙だったようだが、全く知らなかった。日本に住んでいないからか、結果もあまり興味がないのが正直なところ。ところで、在留邦人の投票の制度っていうのは、どうなっているんだろうか。確か、アメリカでも投票できたと思ったけど、何の連絡もないな。

夏と言えばバーベキュー。土日の度に、あちこちで肉を焼く光景を目にする。
バーベキューパーティーというのも多いのだけど、正直言って休みの日まで英語もあまり使いたくないので、一度も行った事がない。こうしたパーティに行くのがおっくうな日本人は多いようで、アメリカで発行されている日本人対象の無料雑誌には、食べ物や飲み物はこれを持って行け、などという特集がされていたので読んでみた。

その中で、パーティでつけるネームタグ(名札)の話があった。例えば、「Hello, My Name is KYOSUKE.」などというバッジをつけるのだけど、少しジョークを入れるとうけるかも、とある。
例えば、

Hello, My name is GIVEN BY MY MOTHER. (私の名前は母親がつけてくれました)

Hello, My name is NOT YOUR NAME.(私の名前はあなたとは違う名前です) など。

こんなネームカードをつけて受けを狙って会話のきっかけを、とある。

なるほど、確かにアメリカで受けそうだ。陽気なオヤジが、Its Funny!といって握手を求めてくるのは間違いない。でも、こんなのつけた日本人になるのも嫌だなあ。確かにせっかくアメリカにいるから郷に従ってジョークも言えるようになりたいんだけど、一方でこんな感覚を身に着けて帰国した駐在員は、日本ではどんな扱いを受けるんだろうか、やっぱり浮いてしまうんじゃないか、とも考えてしまうのである。


Kyosuke