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2007年10月31日(水) 山火事と乳の話

 連日ニュースで、ロサンゼルスでは山火事が今は沈静化されたもののその規模は多くの家屋や人を飲み込み、今もなお避難生活を余儀なくされる人々もいる・・・と報道されている惨事に、ロサンゼルスに住んでおきながらおっぱっぴーや藤崎マーケットのネタをリアルタイムで見ているくせに、「生きてる?」という日本の友達からのメールで初めて気づきました。

そして今改めて言いたい、私は生きています。


先日、朝車に乗っていたら町全体が邪悪な魔物にとりつかれたかのように灰色の靄がかかってたんです。
天気がいいのに霧・・?きつねの嫁入りかしら・・なんてのんきなことを考えていたのですが、実は山火事の影響で煙がおおよそ埼玉から西武池袋線を縫って池袋に到達する距離に値するくらい進出してきていた模様です。新宿線で言えば西東京市から新宿です。総武線でいえば三鷹から新宿です。東横線でいえば神奈川から渋谷です。

それでやっと事の重大さを知りました。


そして今また改めて言いたい、私は生きています。



そのころ私は会社で、疲れきった体をひきずってどっかりとスエードの椅子に腰を落ち着け、ホットチョコレートを一口すすっていた。

「君はまだダイエットを続けているのかい。」
ボスは言った。

「私って太ってると思う?」
私はまたホットチョコレートに口をつけた。

「完璧な女性のスタイルといったものは存在しないんだ、完璧な男性のスタイルが存在しないようにね。」
彼は少し右の眉を上げてみせた。



久々に取り出した村上春樹に脳が侵されていた。
そうなんだ、ココアもコーヒーもなんだか茶色っぽいものはみんなホットチョコレートにしてしまえば、なんだか甘酸っぱい、でもせつなくて郷愁を思わせるすてきな文章に様変わりしてしまうんだ。



そしてまた私は思う。
やっぱり、私は生きている・・・。


それで思うに、洋画の字幕って実は奈津子さんが翻訳したあとに村上スプリングツリー氏が更に編訳しているのではないかと。俗にこれはアカデミー出版曰く彼らが考案した「超訳」という工程でありまして。(シドニーシェルダンお勧めです)


そんなわけでやっぱり自分にはロマンティックな文才に長けているとはお世辞にも言い難いので、なり訳に戻ります。

ついでにボスはもちろん、「完璧な・・」のくだりを言うわけがなく、私はわかりきっていることを他人に「太ってる?」なんて聞くわけがなく、さらにボスは毎日おいしそうにチョコばっか食べてる私がダイエットをしているなんて毛頭思っているわけもなく、本当言うとホットチョコレートなんて甘ったるいもの飲んでいるわけもなく、実はスエードの椅子なんて会社にない。
さようなら。



これだけではつまらないので乳の話でもします。唐突に。


先日仕事の同僚の彼女が急に豊胸手術をしたらしい。
その彼女というのが、もともと日本でいうAカップだったのがCになったらしい。

ところで、AもBもCも見たことないからよくわからんという、おめでたいともとれる殿方は是非こちらの豊胸手術の前後のサイトを見て、女性の苦労を労うがよい。


ただしいきなり父の画像が出るので病院のサンプルページとはいえ会社では開かないことをお勧めいたします。


年をとってくると男子というものは乳はでかれでばいいという10代の頃の考え方から形が美しければいいという考えに移行し、更には別にどうでもいい、というものに到達するらしい。


が、豊胸手術をする女性のほとんどが、別に彼氏や男の目のために大きくするわけではなく、自分が満足するためであり、今回の彼女も、彼に前から豊胸手術をしたいという旨を伝えてはいたものの、彼が「そのままでボクはいい、もししたら別れる」と脅していたにも関わらず、いつのまにか彼の了承をとることもなく手術したらしい。

その彼女の言い分も、「別にあなたが喜ぶからしたわけではなく、自分がしたいからしただけ。それで別れたいのならいつでもどうぞ」的な毅然とした態度でした。



もちろんやめてほしいがために脅しで言ったものの、彼は別れるつもりはなく、術後の彼女の胸はパンパンに腫れあがっているため1ヶ月は毎日揉んでマッサージをしなければならいので、性的な意志は抜きでそれにつきあって揉んであげていました。


やはり彼女のそれは、人為的に生理バッグを入れたためいつまでたっても触ると「何かが入ってる」感は否めず、形もあまりにもわざとらしさがあって、服を着ていればわからないけれど脱ぐと男でもすぐわかるらしく、彼はでかければでかいほどセクシー!なアメリカ的考えを呪ったそうです。




いやあ、胸に限らず女も男も、他人がさして気にならないところにコンプレックスを持って、変身願望というものは常にあると思うのです。
整形大国韓国でも就職活動前に優に80%超の女性がなにかしら顔をいじるくらい、将来にも左右されるらしいです。


わたくしもそろそろ小金が貯まってきたので、次に日本に帰るときはどっか変わっていても驚かないでね・・。ふふふ。
ところで養毛剤の方ですが、全く変わりません。くやしいので後ろの髪の毛を前髪に持ってきて増やしてみました。無い髪を苦労してかき集めるハゲのおっさんを思い出してちょっと切ないです。


nari |MAIL