みのるの「野球日記」
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2008年06月01日(日) 全日本情報(7) 四国、神奈川、石川、新潟など

 四国で全日本の代表が決まりました。
 名門・高知中が、1回戦で小松島中、準決勝で坂出中、決勝で付属坂出中を破り、優勝を遂げました。準決勝では、1点ビハイドの7回表、2アウト満塁からの逆転劇。就任4年目の濱口佳久先生にとっては、嬉しい初の全国大会です。

 敗れましたが、徳島を制して出場してきた小松島中にびっくりです。監督は笠井良幸先生。小松島中を強豪に育てあげ、06年にほかの中学校へ異動。そして、08年に再び、小松島中に戻ってきました。すると、いきなりの県大会優勝!
 小松島高校が甲子園にチラホラと出場していますが、それを支えているのが小松島中の活躍、笠井先生の指導力といってもいいでしょう。

 付属坂出中も素晴らしいですね。勉強重視の国立中学校が、あと1勝で全国出場。中学から野球を始める生徒もいるとか。
 監督の長尾健司先生は、飯山中を率いて04年の茨城全中に出場。06年に異動となりましたが、その年の愛媛全中では飯山中が全国準優勝。長尾先生が2年間指導した選手が、見事な結果を残しました。
「高いレベルを見せる」という想いで、積極的に県外遠征に行かれています。以前、香川でお会いしたときも、1週間前には明徳義塾中に行っていました。
 長尾先生のことですから、四国準優勝では満足していないと思いますが…、夏の戦いを楽しみにしています。


 そのほか、各県の代表が決まっています。
 開催地の神奈川では、春季大会が行われ、秦野西中が初優勝。秦野市勢の優勝は、春夏通じて初のこと。秦野市は、2年前から秦野交歓会を開いたり、秦野選抜を立ち上げたり、レベルアップのために、本気で強化に取り組んでいました。その成果が「優勝」という最高の結果として表れました。
 準決勝では優勝候補筆頭に挙がっていた、相模原市立内出中に1対0で勝利。7回表2アウト満塁まで攻め込まれましたが、好守で接戦をモノにしました。決勝では、横浜市のチャンピオンで、すでに全日本出場を決めている泉ヶ丘中に、2対1のサヨナラ勝ち。ここぞのチャンスでタイムリーが出る、見事な集中力でした。
 秦野西中は6月28日に、神奈川県クラブチームの優勝チームと、全日本出場権をかけて、戦います。

 北信越大会は出場チームがほぼ出揃いました。
 本日、石川と新潟で決勝が開催。
 まずは石川。決勝で七尾市立東部中が、4−3(延長8回)で珠洲市立緑丘中をくだし、優勝。素晴らしい試合だったようです。両チームは能登地区大会の決勝でもぶつかり、そのときも東部中が2−1で勝利。緑丘中のリベンジならず、でした。

 新潟では、長岡市立宮内中が2−0で五泉市立五泉中を破り、優勝を果たしました。宮内中を率いるのは、夏井徳治先生。前任の十日町中で、全中ベスト8の実績を持つ、かなり熱い指導者です。たしか、宮内中に異動して、まだ2年目だったような…。それで、北信越大会出場!
 変な言い方ですが、夏井先生はどこにでも行きます。遠征大好き。3月も千葉のコスモスカップでお会いしました。

 長野も、本日決勝だったと思うのですが、どうなったでしょうか。
 先日、松本でお会いした、小島貴弘先生率いる辰野町立辰野中がベスト4に残っているようですが。

 北信越は、未定の長野をのぞくと
★石川 七尾市立東部中
★新潟 長岡市立宮内中
★富山 黒部市立鷹施中
★福井 奥越選抜(大野市と勝山市の選抜)
★長野 ?

 北信越大会は7月5日、6日に福井県で開催されます。


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