みのるの「野球日記」
==すいません、ちょっと宣伝です==

●『中学の部活から学ぶ わが子をグングン伸ばす方法』(大空ポケット新書)

新刊が発売になりました。
しらかし台中(宮城)の猿橋善宏先生の
指導法などが掲載されています。
詳しくは、大空出版HPをご覧ください。
http://www.ozorabunko.jp/book/gungun/

●『グラブノート』(日刊スポーツ出版社)
BBA梅原伸宏さんのグラブ本。構成を担当しました。
親指かけ・小指かけの結び方、グリスの入れ方など、
グラブをよりよくするための方法が書かれています。

*ツイッター始めました
@mino8989 です。

2002年06月23日(日) 今更ながら大学選手権�◆〜衞詫ゾ.瓮鵐弌�

 東海大のスタメンに、2000年センバツで優勝を飾った東海大相模(以下相模)出身の選手が3人、名を連ねていた。5番セカンド、村山修次。8番キャッチャー、菊地一也。9番ショート、瀬戸康彦。
 優勝投手に輝いた筑川利希也は故障のため、今大会は登板予定なし。それがちょっと寂しかったが、それでもリーグ戦で筑川が投げたときは、投手を合わせた6人中4人の内野手を、相模の優勝メンバーが占めていたこともあった。彼らの高校時代の最後の夏を、ずっと見ていた私にとっては非常に嬉しいことだった。「順調に成長しているなぁ」と、知り合いの子を見守る近所の父親のような気持ちと言えるかな(笑)。

 今大会、連覇を狙った東海大は、初戦で九州共立大に惜敗し、早々と姿を消した。試合終了後、球場の外に出てみると、筑川と同期の相模の選手たちを見つけた。同期の応援に来たようだ。以前、日記にも登場した井上茂樹くんと、野原慎太郎くんだ。井上くんはマネージャーとしてチームを支え、センバツ優勝に貢献。現在は東海大の準硬式野球部に所属している。「ピッチャーでちょっと投げてます」と控えめな笑顔を浮かべながら、話してくれた。昨年の秋よりも、ますます精悍な顔つきになっていた。

 野原くんは、筑川の控え投手として、センバツ甲子園では背番号10でベンチ入りを果たした。筑川を温存した、センバツ終了後の春季県大会ではほぼ毎試合登板。いつもハラハラドキドキのピッチングを見せてくれた(笑)。野原くんは右のアンダースロー投手。変化球で交わす投球スタイルなのだが、制球に難があり、相模時代は思ったような活躍ができなかった。そのせいか、最後の夏は、一度も出番がなく終わった。

 そんな野原くんだが、大学進学後は貴重な中継ぎ投手として活躍を見せている。進学した先は、国立の超難関校、横浜国立大学だ。野原くんは、相模の野球部で一番と言われるほどの秀才だった。

 横浜国大は現在、神奈川大学リーグ1部に所属しており、今春は6チーム中5位に終わった。2年前にはオリックスに在籍している北川智規投手を擁し、2位になったこともある。けれど、北川投手が抜けた今は、横浜市大との最下位争いが定位置になってしまった。

 でも、当然ながら上を目指したいという気持ちは持っている。「うちらの代で何とかしようと思っているんですよ」と野原くんも力強く話してくれた。それなりの自信もあるようだ。自信の訳は・・・。野原くんが一緒に観戦に来ていた、横浜国大の選手を紹介してくれた。2年生ながら横浜国大のエースとなった渡邉裕文投手だ。岐阜北高校出身で、県のベスト8に入ったこともある。野原くんの言葉を借りれば、渡邉投手は「スケールダウンした潮崎(西武)」。それでも「北川さんに続く、プロ野球選手になるかもしれませんよ」とも話していた。

 話が終わった後、「じゃあ、国大の将来を担うふたりの投手ということで、写真を撮ろう」と持ちかけると、「それなら、神宮球場をバックに撮ってくださいよ」と野原くん。正面入り口の上に書かれている『神宮球場』という文字をバックに、撮影した。撮り終わると、「いつか神宮に来たいな」とふたりがしみじみと話していたのが印象的だった・・・。

 ふたりは、球場に戻ると、龍谷大の2番手として登板したサイドハンドの投手を真剣な眼差しで見つめていた。「良い投手だな」とお互いの言葉。「ああいう投手を生で見ると勉強になるでしょう?」と訊くと、「いや、すごいなぁと圧倒されるだけです」と苦笑いを浮かべていた。

 また、この日の第4試合に登場した国際武道大には、一時隠れた逸材としてドラフト候補にも挙げられた山本淳投手がベンチ入りを果たしていた。センバツでは1イニングだけリリーフ登板。188cmの恵まれた身体からストレートを投げ込み、140kmもマークした。でも、山本も野原くん同様、制球に難があった。最後まで筑川の控えという立場を抜けられなかった。大学に入り、素材の良さを発揮することができるか。

 系列の東海大や国際武道大で、野球に没頭し、さらなるレベルアップをはかる筑川や山本。勉強の道を選び、勉学に励みながら野球を続ける野原。それぞれの選んだ道で、それぞれの目標を持ち野球に関わる。
 彼らが4年生になったとき、神宮の大舞台で主力選手となって戦う姿が、今から楽しみでしょうがない。

※敬称略のところと、「くん」付けのところがありますが、それは私が思っている選手それぞれのキャラで、そうなってしまいました・・・。


 < 過去  INDEX  未来 >


みのる [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加