sakuraの日記
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| 2002年01月13日(日) |
おばあちゃんの行李(こうり) |
私が物心つく前に亡くなった祖母の行李や柿渋のぼてが押入れの中に なが〜い事眠っていた。
その中には祖母の着物や浴衣が整然と詰められていた。
私が家の開けずの押入れを整頓した2年前、 ぼろぼろになった竹で編まれた入れ物に、 30年近くほったらかしにされていた着物は昔の人の知恵に守られて、 無傷で(少々湿気臭かったものの)出てきました。
明治生まれの祖母の最晩年の着物はどれもとても地味なものだが、 ちっとも古さを感じさせない趣味のいいものばかり。
私は全然覚えていない祖母だけど、身に付けていたものの趣味から いろんな想像が出来て、おもしろい。
あのぼろぼろに見えた柿渋のぼても、ぼろぼろなのは竹で編まれた本体ではなく、 それに張られた和紙の方だけだった。
もしかして、再生可能?と思い、 母の証言を受けて、電話帳で「ぼて屋」なるものを発見!
そこで、和紙を張替え、柿渋を塗りなおしたら、新品同様に生まれ変わるとの事。
さっそく、依頼。
出来上がってきたぼてはまさしく新品の様。
ちょっと、張替えに値ははったが、私の生涯はもうこれでもつそうな。 すご〜い、そんな儲からなさそうな仕事をしている人がいるなんて!!
他にも柳行李が2つ出てきて、ささやかにアンティークを楽しんでいる。
ちなみに、現代、主に「ぼて」を使うのは、
お相撲さんと舞妓さん・芸妓さんだけだそうな。
防虫剤などという化学物質を使わなくても、先人の知恵を用いるなら、
自然界にある柿渋を使って、防虫出来るんだよね。
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