sakuraの日記
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2001年10月31日(水) ぬかずけ

うちがまだ、大家族だった頃、母は大きな木の樽にぬかずけを漬けていました。

なすび、きゅうり、かぶら、どれもとても美味しく、小学生の時は学校から帰って、お腹がすくと冷蔵庫に刻んであるお漬物で、お茶漬けを食べたものです。

今でもそうですが、お腹がすくとお菓子ではだめなんです。
ご飯を食べないと食べた気がしなくて・・・
それで、おかずが無くても、おいしくご飯を食べるためのごはんのともは、
・お漬物
・塩昆布
・梅干
・しそちりめん
などです。

おー、ぬかずけについて書こうとしてたんだった。

でも、家族が減って行くに従って、母のぬかずけも漬かるのに食べる方が追いつかなくなってきて、木の樽も朽ちてきた事もあって、自然消滅してしまっていたのでした。

それでも、時々、母のあの味のぬかづけが食べたくなって、ちょっとだけといって
また漬け始めては自然消滅を繰り返していました。

そして、また今、漬けるのにちょうどいいおいしそうな小ぶりのなすびが売り出されるようになって、母のぬかづけの虫が騒ぎ出したようです。

“ぬかずけ漬けるいれもん買いに行かへん?”と言われ、橋向こうのひなびた荒物屋さんにちょうど良さそうな大きさの漬物用の入れ物をてくてく歩いて買いに行ってきました。

荒物屋さんのおばあさんは愛想がよく、どの入れ物にするか相談する母と私に気長に付き合ってくれました。
そして、しゃがみこんで入れ物を比べて見ている私の頭を撫でながら、

“あんた、ようお母さんのお世話しはるなぁ〜”と言いました。

こんな年になって、まじめに頭を撫でられるなんて思ってなかったので、ちょっと、リアクションに困りましたが、小さい子の頭でも撫でるようにやさしく撫でられて、とても懐かしい気になりました。

こうして、望みの漬物入れを手に入れて、今回のぬかづけはいつまで続くのやら…

でも、また、あの美味しいなすびとかぶらが食べられるのかと思うととてもたのしみ。

食欲の秋でもあり、新米の美味しい季節。
あ〜たいへんな事にならなければいいけど(・o・)


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