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秩序と混沌。 目次。|過去。|未来。
朝いち、仕事部屋に某男性が現れた。 「(新婚野郎)は大丈夫ですか?」 「さー知らん」 「私は言い過ぎましたか?私の言ったことは正しいですよね?」 「自分がそう思うなら正しいですよ」 「そんなもんですか?」 「そーですよ、はっはっはっ(無抑揚)」 何か言いたげだ。 むしろ、本気で私の言に同意してない。 大人ってずるいなぁ、逃げるのが上手い。 ■ 新婚野郎の仕事してて、やんなってきた。 どうして私がこんなことしてるんだろうって。 あんな責任感の無い人の為に、 何で私が尽力しなきゃならないんだろうって。 カネ貰ってるんだから、契約切れるまでは仕方ないけどさ。 そんなこと考えてたら、どんどんやる気無くなった。 16時にして気力の限界。 チロル持って散歩に出る。 元御主人様にぶちまけようかと思ったが、 お忙しそうなので止めた。 御主人様1号に八つ当たろうとしたが、 「私、何のために仕事してんのか分かんなくなりました…」 て言うのが精一杯だった。 見晴らしのいい休憩室から外を眺め、 チッこの窓開かねぇぜとか思い。 居室に戻っても萎える一方。 終業の鐘が鳴り、さっさと帰路に着く。 □ 途中、やっぱり御主人様1号に話を聞いてもらおうかと居室に向かうと 某男性が居た。 ついでなので業務連絡をし、軽く雑談。 コーヒー淹れに行って戻っていらした1号様に 「元気出せや」と小突かれるが 「無理や!」と即答。 まぁそんなこんなで やっぱり野郎の同僚たる1号様に密告するのは良くないと思い直し (某男性は軽く関係者なので良しということで) 暴露は諦めて帰ろうとする。 と、背中を追っかけるように、某男性の言葉が。 「人間らしい仕事をしましょう」 「?」 「人間らしい仕事をしましょう」 「・・・?はぁ・・・」 言いたいことは何となく解る。 御主人様と犬、そんな関係ですっぱり割り切るなと。 だがな。 そういう態度を先に示したのは野郎だ。 そんな奴に尻尾振れるか。 カヲル君に裏切られたシンジ君の心持ち。
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