秩序と混沌。
目次。過去。未来。


2005年11月11日(金) 後祭。

翌日。
とりあえず平穏。
『時間がかかっても、確実に』を心に留め、
のびのび仕事をする。

何事も無い、単純作業。
この程度だったらあの女でも出来たかな、と少し思う。
昨日はちょっとムキになり過ぎたか、とも。

でも、自分のしている仕事が大切な人の為であるというのは
こんなにも喜ばしいものなんだろうか。
必死になって獲得した仕事、妙に作業が慎重になる。
あれだけの勢いを持って『私がやります』と言った以上、
失敗は決して許されない。


午後、御主人様1号が遊びにいらしたので、
昨日の悪影響が及ばなかったか探りを入れる。
と、彼は
「(あの女)と仕事をしたことはあるんですか?」と
聞いてきただけだったという。

さすがアタシの惚れた男、行動が慎重&口が堅い。
本当の被害者の意見じゃないと、信用しないというわけだ。
広義ではアタシも被害者だが、
狭義ではあの女に仕事を頼んでしまった元御主人様だけ。

元御主人様への探りは何だか気恥ずかしくて出来なかったので
あの女に対して彼がどんな判断を下したか
(まぁケリついたって報告したから何も考えてないかもしれんけど)
真相は真っ暗闇の中。

私のことを、同僚を裏切る卑怯な人間と思っているだろうか。
同僚の成長を妨げる、管理能力の無い人間だと思っているだろうか。
他人の同意を求め続ける、決断力の無い人間だと思っているだろうか。
全て正解ではあるのだが、
私が超個人的に彼と離れたくなかったからだけでなく、
あの女に仕事任せたら確実に彼が酷い目に合うって判断したから
必死で止めたんだ。

…もぉいいか、済んでしまったことだ。
彼にどう思われてしまっても、私なら確実な成果を出せる。
それでいいや。



彼からメルが来た。
3行だけ。
意訳すると『今日初日だったけどどうだった?』て。
最後の一文、『色々とお疲れ様です』。
・・・
何だろうなぁ。
何だか心配されてるなぁってのは判る気がするんだけど。
妄想かなぁ。

返信した。
進捗状況と、昨日のお礼。
意訳すると
『背中押して頂いたお陰で上司に言いたいこと言えました』て。

言っちゃいけないことはバレてないだろうか。
まだ私は彼と普通の、仕事相手でいられているだろうか。
嫌われてなければ十分なんだけど、さ。


あるふぁ。 |電子手紙。呟。


回転目。