加藤のメモ的日記
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2019年05月17日(金) カルロス・ゴーン失墜の原因は、新しい女

「逮捕令状」「捜査令状」といえばカルロス・ゴーンだろう。疑惑が次から次に出てくる。有価証券報告書を過小記載させるわ、日産の海外子会社にリオデジャネイロやベイルートに自宅を購入させたり巨額報酬を受け取ったり、個人投資で出した損失を日産の金で補填したり家族名義の会社なんかを何件も通したり、元嫁の口座まで利用する複雑なマネーロンダリング…。脱税額も半端じゃないだろう。多分もっともっと出てくる。事実なら底なしの銭ゲバだな。

傾きかけていた日産を短期間で再建した世界的な経営者だったのに、なんでこんなになっちやったのか。俺の推測では、今の奥さん、キャロルさんだったっけ、あの人と再婚したからじゃないか。2016年に再婚したみたいだけど、前妻リタさんとは10年ぐらいには破綻していたそうだ。日本にも一緒にやってきた30年も連れ添った女房と別れる原因は、だいたい相場が決まっている。新しい女だ。成功者ならなおさらだ。要は莫大な金がいるようになったってことだよ。前妻には数十億もの慰謝料を払い、新しい妻とはベルサイユ宮殿で結婚式を挙げたり、とにかく派手に使っていただろう。だから会社の金に手を付けることになったんじゃないかな。

ゴーン被告にしてみれば今の妻は下げマンだったってことだけどやっぱり成功したからといって貧しい時から連れ添って苦労を共にしてきた糟糠の妻を、捨てるようなことをしちゃダメなんだよ。そういうことをするから足をすくわれるんだ。あと”無罪請負人”と言われる弘中淳一郎弁護士がどんな弁護を繰り広げるかも注目だな。これまで再三、煮え湯を飲まされてきた東京地検特捜部としたら、今度はそうはいかないってことだろう。

保釈されたら再逮捕だし、ネタを小出しにしているな。キャロル夫人が国外に脱出するのもわざと見逃したんじゃないか。結局、再来日して証人尋問を受けたように、しっかり計算して詰めていっているような気がする。いずれにしても、今後はもっとデカい話が出てくるだろうな。


『九州スポーツ』5.3


加藤  |MAIL