加藤のメモ的日記
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2015年11月03日(火) 松坂はもういらないの声

首位独走ソフトバンク アメリカ帰国の松坂に「もういらないの声」

「え? アメリカでリハビリ?もう無理しないで引退したほうがいいんじゃないですか」首位を独走するソフトバンクホークスのチーム内から、そんな冷ややかな声が聞こえてくる。甲子園で高校球児たちが熱戦を繰り広げていた最中の8月18日。かって「平成の怪物」と呼ばれた男が、肩の手術を受けていた。ソフトバンクの松坂大輔(34歳)だ。

2011年、メジャー時代に肘の手術をして以来、2回目の手術となる。復帰には最低でも6ヶ月を要すため、今シーズンは絶望。3年総額12億円という破格の契約で、メジャーから9年ぶりに日本球界に復帰したものの、結局、一軍ではまだ一球も投げていない。「日を追うごとに口が重くなっていたので、今回の手術は球団から突然発表されました。リハビリをアメリカで行なうのも、取材対応をしたくないからなんです。今の松坂は人間不信に陥っているみたいで、西部時代の監督だった東尾や兄貴分のデニー友利の言葉にも耳を貸さなくなっているようです」(スポーツ紙記者)

チームのほうはそんな松坂をよそに、ぶっちぎりの首位。すでに戦力は十分すぎるほどそろっており、松坂は、全く必要とされていない。「そもそも親会社が宣伝目的で獲得しており、首脳陣も最初から期待していない。それが松坂の『自分は特別』という甘えにつながっているのです。結果。チーム内でも浮いた存在になりすっかり孤立しています」(スポーツ紙記者)

横浜高校野球部の元部長で松坂の恩氏である小倉氏は「アメリカに帰国するのはやめたほうがいい」という。「これだけ高い給料をもらっているのに、調子が悪いと帰国で逃げた思われてしまう。とにかく変なプライドは捨て、日本に残ってリハビリに励む姿をファンに見せたほうがいい」恩氏の言葉は松坂に届くか。


『週刊現代』9.5


加藤  |MAIL