加藤のメモ的日記
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2015年01月23日(金) イスラム国の教えと違う

中東、イスラムの大半の人達は、イスラム国に対し「イスラムの教えとは違う」「一緒にされたらかなわない」と思っています。日本のイスラム教徒も日本人人質の解放を求めた声明を出し、お祈りもしてくださっています。米国では空爆に続き、シリアに地上軍も送り込む議論があります。もしそうなれば、逆にイスラム国側の士気を高めることになりかねません。

イスラム国の勢いはピークを過ぎたと思います。ここまで拡大したのは、諸外国から人、モノ、カネの流入が続いたからです。シリア内戦では、アサド政権を倒したい欧州からどんどん人が流れ込みました。最近もテロ事件の容疑者の妻が、トルコからシリアに逃亡しました。国際社会がイスラム国対策として、まずやるべきことは、国境をしっかり管理し、流入を止めることです。


『週刊朝日』2.1 高橋和夫 放送大学教授 



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