加藤のメモ的日記
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日経平均株価が400円以上も下落した4月11日の昼時のこと。安倍総理は、げっそりした様子で周囲にこう話したという。「ウナギでも食って、精をつけなきゃなあ」安倍総理は早速、永田町の自民党本部横にあるウナギ料理店「伊豆栄」に向かった。この店は場所柄、代々の自民党議員らの行きつけの店で、リニューアルオープンしたばかり。総理のお相伴にあずかったのは、側近を自認する蓬田・自民党総裁特別補佐官と柴田代議士だった。
「安倍総理は、このところ株価が頭打ちになっていて、下手をすればどんどん下がってしまう雰囲気であることに気を揉んでいる。これではアベノミクス失敗ということになりますし、支持率が下がって、悲願の憲法改正など夢のまた夢になってしまう」(官邸関係者)その場で総理は、歯に衣を着せない発言で物議を醸すことが多い萩生田氏に対し、舌禍を起こさないように注意したという。
「表向き、大した話はしなかったことになっていますが、実際には、ウクライナ紛争などが総理にとっては大誤算で、株価が下がり北方領土問題が棚上げになってしまったことに、総理は頭を悩ませていたそうです。ゴールデンウィークは心身ともに休養すべきなのですが、明恵夫人を伴って外遊の予定も入っている。明恵さんは外遊中、機内でもずっと飲食していて、総理は毎度辟易しています。『彼女が一緒だと気が休まらない』というのが総理の愚痴で、周囲も心配しています。(自民党中堅代議士)
実際この日の夜、総理は都内ホテルの「桜を見る会懇親会」に出席した後、明恵夫人と夫婦水いらずで夕食をとった……はずが、わずが1時間で帰宅している。「明恵と一緒は疲れる」というのは、確かに本音なのかもしれない。「総理は常々『教科書に載る仕事をしたい』と言っています。それが憲法改正なのですが、消費税増税によって景気が悪化し始めて、政権基盤が危うくなってきている。ウナギぐらいで精気が戻るような状況ではない」(自民党ベテラン代議士)仕事も家庭も問題だらけの総理大臣の体力が、どこまでもつものか。
『週刊現代』5.3
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