加藤のメモ的日記
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2013年04月07日(日) ガンで安らかな最期を   ゼネコン主導の復興事業

ガンで安らかな最期を迎えるために

「治らないガン患者」を看取り続けた医師が、末期ガンになって語る幸せな旅立ちのかたち

本書は在宅で2000人以上を看取った医師が、末期ガンになって語る幸せな旅のかたち

本書は在宅で2000人以上を看取った岡部健医師が、自ら末期の胃ガンになり、 自分の死を見つめながら医療に対する思いを語ったものである。いわば、看取りのプロが自分の命を賭けて、より良い最期を目指したのだから、掛け値なしのベストの指針であることはまちがいない。岡部医師はもともと呼吸器が専門の外科医である。治療には人一倍熱心だったが、よかれと思った手術で、患者の命を縮めてしまったり、少しでも命を延ばそうと患者に進めた人口呼吸器機を拒絶されたりして、過剰な医療の弊害に気付いた。そして治らないガン患者のための医師になることを決意したのである。

そんな岡部医師が放つ現代医療への批判は鋭い。効果のない抗ガン剤を毒だと断じ、大病院信仰や長寿信仰の欺瞞を暴き、ガン検診や療養中の検査、食事制限も否定する。高齢者医療に携わる医師の端くれとして、私も100%賛成だ。

その一方で、岡部医師は手術後自宅に戻り、庭の草花を愛で、鳥の声を楽しみ、心置きなく煙草が吸える喜びを瑞々しく語る。岡部医師は、病院医療をすべて否定しているのではない。病院で治る病気はもちろん治してもらえばいい。だが、治らない病気になった時は、自然な経過を受け入れる在宅医療が望ましいと主張しているのだ。そして岡部医師自身、最後に「人間は、誰でも夢見がちに旅立てるメカニズムが備わっているとしか思えない」という境地に達する。よけいなことさえしなければ、死はそれほど過酷ではないというのは、我々の恐怖を大いに減じてくれるだろう。実例を踏まえた「お迎え」現象の考察も、科学的かつ肯定的で興味深い。


『看取り先生の遺言』



ゼネコンが笑って、地元業者が泣く―。

東日本大震災から約2年が経過し、震災復興事業で被災地の土木、建設業は潤っている印象だが、儲かっているのはゼネコンだけというのが現実である。被災地では、中央官庁と地方自治体の担当部署が巨額予算をつけ、ガレキ処理や除染といった大型事業をゼネコンに丸投げし、それを業者間で調整したゼネコンが受注するという、官製談合が横行している。

談合を監視する検察も、公正取引委員会も見て見ぬふり。瓦礫の最大工区で約2000億円、除染が本格化すれば、1日の作業員が約10000人というスケールの前では、全国から機械と資材と作業員をかき集めることのできるゼネコンに丸投げするしかない。

だからやりたい放題。除染では危険手当を含め、1日1人当たり21700円が役所の積算価格だが、ゼネコンがまず3000円前後をピンハネ、3次、4次の下請け業者に行き着く頃には半額となる。一方で、地元業者が請け負う細かい工事になると、資材と人件費が高騰し、それに積算価格が追い付かず、「入札不調(応札する業者が不在で流れる)」。受注しても赤字が続き、「復興特需」に与れない業者が続出している。こうした異常事態を生むゼネコン主導の復興事業には、メスを入れる必要がある。

『週刊現代』4.7


石原慎太郎氏 脳梗塞

一ヶ月ぶり復帰 引退は否定  ”石原節”は健在

日本維新の会の石原慎太郎共同代表(80)は30日、東京都内の国会議員団本部で記者会見し、2月27日の入院から約一カ月ぶりに復帰した。病状に関し「軽い脳梗塞だった。左指先の感覚が鈍くなった感じがするが、後遺症はほとんどない」と説明。初めて脳梗塞だったことを認めた。代表辞任や議員辞職の可能性について聞かれ「誰がそんなことを言ったのか」と否定。相変わらずの“石原節”は健在だった。

今国会中に開催が見込まれる党首討論をめぐり「出る。言いたい事がいっぱいある」と意欲を表明した。入院中には短編小説2本を執筆したことも明らかにした。これに先立って、大阪市で開かれた党大会後に、会場の橋下徹共同代表(大阪市長)と中継で対談した。石原氏は昨年末の衆院選で約17年ぶりに国政に返り咲き、今年2月12日の衆院予算委員会で質問に立った。その後に体調を崩し2月27日、「風邪をこじらせた」として東京都内の病院に入院し、3月29日に退院した。


『西日本スポーツ』3.31


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