加藤のメモ的日記
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谷垣法相 3人の死刑執行命じる 「死刑見直す必要ない」
昨年12月末の政権交代後では初の死刑が2月21日、執行された。民主党政権は3年余りで計4回9人を執行したが、1年間執行しないこともあった。その前の自民党政権は2ヶ月に1回執行していた時期もあり、政権奪還で以前と同様の頻度に戻るかが注目される。
記者会見した谷垣法相は、3人の起こした事件の概要を説明し、「いずれも身勝手な理由から命を奪った極めて残忍で、被害者・遺族の無念この上ない事件。慎重に検討を加えたうえで死刑執行を命令した」と述べた。
3人の執行をこの時期にした理由は「差し控える」としたが、「極めて重大な刑の執行なので、十分資料を精査し、諸般の事情を勘案して決めた。改めてその重みを感じた」と説明した。制度については「見直す必要は現時点ではないと思う」と明言し、国連から死刑廃止を求められている点については「極めて大きな内政上の問題。一国の治安の維持、一国の国民感情、国民の安全安心の確保をしっかり考えるべきだ」と述べた。
民主党政権では、初代の千葉景子法相が2010年、法務省内に死刑制度の存続などを論議する勉強会を設置した。小川法相時代の昨年3月、存続について結論を示さずに終結した。その後、現行の絞首刑を見直すがどうかの検討が省内の政務三役会議で始まったが、政権交代で頓挫している。
命の重さ背負っていく
楓ちゃんの父が手記
小林死刑囚の死刑が執行されました。これで楓が戻ってくるわけではありませんが、少しは無念を晴らしてあげられたかもしれません。小林死刑囚が自ら犯した罪を真摯に受け止め、刑に向き合ってくれたと信じたいです。小林死刑囚の命も一つの命であり、今後私たちは楓の命、加害者の命の重さを背負っていかなければなりません。二度と尊い命が失われることがない社会になることを心から願っています。
『毎日新聞』2.22
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