加藤のメモ的日記
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2009年05月03日(日) 「深い呼吸」で若返る

「現代人は呼吸が浅く酸素不足だ」と指摘しているのが、塩谷信夫先生だ、塩谷先生はなんと99歳。『自在力』(サンマーク出版)という本にその健康法の源となっている呼吸法のことや生き方について書かれている。東京大学医学部の西原克成先生も著書『健康は呼吸で決まる』(実業之日本社)の中で「呼吸は大事。僕は西野式がいいと思う」と体験を交えて書いている。

西野式で思い出したが、由美かおるさんの写真集を見て驚いた。まったくアンタイエージングなボディでした。改めてやはり西野式がいいんじゃないかと思った次第である。前述した田野辺富蔵先生も、気功がとてもいいとおっしゃっている。気功については僕はあまり詳しくないが、いくつかの資料を見てみた。スタイルはいろいろだが共通していえる基本は吐き出すことだ。

息をしっかり吐き出せば自然に新鮮な空気をタップリ吸うことができる。多くの人はしっかり吐き出さないので、吸う量が減ってしまい呼吸が浅くなるのだ。普段、呼吸は意識しないから、自分がどんな呼吸をしているか知らないことが多い。しかし緊張すると呼吸は浅く早くなる。自分の呼吸の状態からストレスの状態を知ることもできる。呼吸を上手にコントロールすると、ストレスの緩和や体調維持に役立つ。

緊張しているとき、ストレスを感じたとき、喧嘩しそうになったとき、とりあえず「ふーっ」と息を吐いてみよう。気持ちがスーッと鎮まるのを感じるだろう。空手でも吸うときはすばやく、吐くときは30秒ぐらいかけてゆっくり吐くということだ。映画で千葉真一が三戦という空手の型を披露していたが、その呼吸法も同じようであった。



『100歳まで生きる不老の方法』坪田一男


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