2004年07月03日(土)  【ユース】 クラブユース(U-18)選手権関東関東5〜8位順位決定戦 柏レイソル戦

クラブユース(U-18)選手権関東5〜8位順位決定戦初戦 鹿島アントラーズユースvs柏レイソル
 2004年7月3日(土) 13:00〜 あおのサッカーパーク6

鹿島
−−−−9関野−−11大道−−−−

−8小谷野−−−−−−−7滝川−

−−5吉澤−−−−−10山本拓c−

−6寿毅−3後藤−4畑中−2野本−

−−−−−−−1杉原−−−−−−

SUB:21菅谷・13南野・14郡司・15吉田・17山本啓・12槇峰・18添田

前半10分以降鹿島

−−−−9関野−−11大道−−−−

6寿毅−−−8小谷野−−−7滝川

−−5吉澤−−−−10山本拓c−−

−−3後藤−−2野本−−4畑中−

−−−−−−−1杉原−−−−−−



−−−−14中台−−24山本−−−−

−8船山−−−−−−−−12輪湖−

−−6福地−−−−−−7柳澤−−

−9桜井c−2石田−23小川−22宮崎

−−−−−−−16根本−−−−−−

<交代>
46分 柏:14中台→13石戸
63分 柏:23小川→18須藤
68分 鹿:7滝川→12槇峰
68分 柏:24山本→11鈴木(鈴木が2列目の右に入り、船山がFWへ)
86分 柏:22宮崎→5和田
87分 鹿:8小谷野→17山本啓

<警告・退場>
12分 柏:8船山(反スポーツ)
61分 柏:2石田(反スポーツ)
75分 柏:11鈴木(反スポーツ?)
80分 鹿:3後藤(反スポーツ)

<得点>
23分 柏:23小川(???)
32分 鹿:9関野(7滝川)
37分 鹿:9関野(4畑中)
50分 鹿:11大道(8小谷野)
73分 柏:12輪湖(7柳澤)
78分 鹿:3後藤(10山本)

[前半]
10分 鹿:左の小谷野から右の槇峰にサイドチェンジ。中に入ってきた小谷野に滝川がパスも、小谷野のシュートはミートせず。

11分 鹿:上図のように3バックへ。畑中がヘッドの強い山本を主に見る感じに?」

15分 鹿:関野のスルーパスに大道がゴール前抜けたがオフサイド。
     「関野!自分で打っていいよ!!」という声が飛ぶ。

20分 鹿:畑中が自陣でボールカットから敵陣PA付近まで長い距離をドリブルも最後はファールを取られてしまう。

23分 柏:柳澤の深めの位置からのドリブルを後藤スライディングで止め、そのプレーがファールを取られる。

23分 柏:上のファールからのFK。PA少し外の右45度くらいから誰か(…)のFKをゴール前で小川にヘッドで決められてしまい先制を許す。0−1。

28分 鹿:関野のポストを左で受けた山本が左へ大きくサイドチェンジ。フリーで受けた寿毅がゴール前にクロスもゴールバーの上へ。

32分 鹿:右の滝川のクロスを中央で張っていた関野がヘッドで決めて同点。1−1。

34分 鹿:寿毅の突破からCKへ。山本が蹴ったCKをファーの関野がヘッドもゴール右へ。

36分 鹿:滝川の右でのゴールラインへぐんぐん向かうドリブルを相手DFがカットしCKへ。

37分 鹿:上記からのCKを寿毅が蹴り、ファーの野本が当てて浮いたボールを中央の吉澤が競り勝ちヘッドで畑中へ。畑中が落として関野が押し込み逆転。2−1。

45分 柏:スルーパスに反応してゴール前飛び出してきた柳澤を杉原が早めの反応で体を張って先にボールに触ってセーブ。


[後半]

6分 鹿:大道が前線でポストプレー。右から走りこんできた滝川へ。滝川がそのまま右足で枠へ飛ばすも根本が好セーブ。

9分 鹿:大道キープしているところをレイソルDFが足にいってしまいファール。PA外少し右あまり確度の無いところから寿毅FK直接も根本正面。

11分 鹿:後藤が右サイドをドリブル突破から大道へパス。大道が右足クロス。ゴール前へ詰めていた寿毅がヘッドも体制崩れていてゴール右へ。

15分 鹿:スローインから小谷野のクロス。ゴール前で大道が受けて反転してそのまま右足でシュートが入り追加点。3−1。

16分 鹿:滝川のドリブルを石田が体ごと止めに行ってしまいイエロー。

19分 鹿:右に流れていた小谷野からのクロスを中央で大道が反転してシュートもミートせず。

25分 鹿:槇峰のドリブルから後ろの寿毅に戻して寿毅ミドルもGK正面。

27分 柏:船山が野本と後藤の間を抜けてドリブルフリーでシュートも杉原が好反応で、いったんボールを上に弾いた後自分でキャッチ。

28分 柏:柳澤の右足クロスから輪湖がファーでフリーになっており、右足ボレーで追い上げられる。3−2。

30分 柏:右からの輪湖のクロスを船山がバックヘッドでシュートするも杉原がキャッチ。

30分 柏:鈴木にイエロー(詳細よく分からず……)

33分 鹿:山本から中の小谷野へパス。小谷野が左走ってきた寿毅へ。寿毅が中にいた山本に預けて更に前線に向けて走るも、山本はそのまま中へクロス。飛び込んできた後藤のヘッドで突き放す。4−2。
     この失点を受けてレイソルは左SBにいた桜井を前線に上げてパワープレーへ。

35分 鹿:相手へのチャージで後藤にイエロー。後藤はこれで次戦出場停止。

45分 柏:右の輪湖からPA付近にあがっていた柳澤へパス。柳澤がファーの桜井へクロスも桜井のヘッドは右へそれる。



きっと忘れてしまうので、忘れないうちにこれだけ。
ここ何年かアントラーズユースの試合を見ていますが、アントラーズユースが公式戦の試合開始から4バックでなかったことは私の記憶には無いんですよ。この日もメンバーを試合開始前にさらっと確認してCBの左右とかFWの左右とかだけ試合後に確認するつもりで、それ以外の布陣はGKを初めとしてさくっとメモ帳に書いてしまうわけです。開始10分くらいの時にはっと



「野本君が真ん中にいる?!」



と思ってよくよく見てみるとアントラーズユースの布陣は3バック!!!ひえーっ!!試合開始直後から3バックなアントラーズユース?!と1人勝手にパニックに陥りかける私。試合終了間際に、負けていたりするとオプションとしてヘッドの強いCBがFWの位置に上がって3バックになることはありますけど、これは完全に非常時オプションでSB2人とCB1人という3バックなわけです。この試合みたいにCB3枚で3バックというのは私は見たことが無くて。しかもこの試合の最中は「ああ、相手のFWが1人ヘディングが強いからこういうオプションも用意してあって、すぐさま3バックにしたんだ。うおー、それにしても3バックか。新鮮だなあ。しかも野本君が真ん中ってすごいな。野本君てばここ何年かで本当に芸域が広がったな」などと思ってたのですが、後からアントラーズ公式にアップされたメンバー表を見たら、メンバー表の時点でDFが3枚の登録なんですよ……。



もしかして最初から3バックだった??(大汗)




でも、もう確かめるすべはどこにも無いわけです。はい……。開始10分したところでは3バックだったのは間違いないんですけど、開始直後はどうだったんでしょうね……。野本君が後藤君より右にいた気がするんですけど、思い込みって恐ろしいですから。はい。しかもよりによって私がそんなこと気にしてなければ気付くわけじゃないじゃないか!!……と八つ当たりしたくなりつつ、悩んだのですが私にはこう見えましたという記録ということで一応こういう風に記録に残してみました。もしかしたら最初から3バックだったかもしれません……。そうだったら、本当にごめんなさい、相変わらず見る目が無くて(がくり)。


えっと、言い訳をしてみよう。ぶっちゃけた話をしてしまうと最初の5分くらいは、アントラーズユースよりも、レイソルユースの#9の桜井君@元アントラーズJrユースがキャプテンマークを付けて左SBにいることにびっくりし過ぎて、


「ほえ?!あれどこからどう見ても桜井君なのになぜに左SB?!おまけにキャプテン?!」


となっていて、もしかしたら私の見間違いで、顔認識能力の無さで他の選手と間違っているのかもしれないと思って、ずっと桜井君を追っていて「やっぱり桜井君だ……。いったい何が?!FWじゃ?!いくら何でもいきなり左SBって!!」というあわあわっぷりを露呈していたのですよ……。だって直前にレイソルユースズキの某さんに「桜井君は最近どうですか?」と聞いた時に左SBやってるなんて聞いてませんでしたもの……。(次の週にレイソルユースを見た某さんが「やっぱり桜井君がまた左SBやってます(笑)」というメールをくださいました……。本職の子がそこまで足りないのですか?レイソルユース……。それとも何か桜井君の新適性が発見されたのかも!!)


そんなこんなで言い訳にもならない言い訳終了です。はい。そういうわけでもしかしたら最初から3バックだったかもしれません。ごめんなさい、分からないです(涙)。


個人的には3バック悪くないと思うのですよ。滝川君は本来右SBとは言え攻撃が得意なタイプだし、寿毅君は元々2列目でSBはコンバート組なので、昔より断然守備がよくなったとは言えやはり攻撃が得手な選手だと思うので。何より今までは吉澤君のワンボランチだったことで、彼にかかる負担が大きくて、結果的に山本君が最終ライン付近まで行きつ戻りつすることが多くなって、プレスが早くてきつい相手にはなかなか中盤で勝てなくなっていたので。フロンターレにぼこぼこにされた1次予選の試合なんかはまさにその典型例だったんじゃないかと思っていたのですね。2次予選でジェフを相手にした時も思ったのですけど。

レイソルは比較的プレスがゆるい方に属するチームだったので、特に分かりやすかったのですが中盤が5枚の方がボールが拾えるんじゃないかと。後ろも3枚にしたことで、ヘッドの強い相手とスピードのある相手という組み合わせにしっかりとついて、1人そのフォローに回るという構図がよくはまっていたのではないかと。今年の鹿ユース初見な某さんにも「ああ、これは無理の無い組み合わせだよね」と言われたので、偏見が無い目で見てもそうなのだなとちょっと安心(^^;←自分の見る目に全く自信が無いらしいです……。


この3人の組み合わせならば個人的には磯山君が真ん中で野本君がストッパーな方が自然かなとも思うのですが、磯山君がケガ明けなことと野本君の強烈なリーダーシップを思えばこれでもありかなという気がしました。そして中盤でしっかりボールが持てたことで両サイドの滝川君と寿毅君が機能し、何より嬉しかったのがFW2人とも得点ですよ!FWが得点するサッカーっていいですね!!(何か辛いサッカーでも見たんですか?すーさん?)

最後は追い上げられて少し冷や冷やするものの、次の日出場停止となってしまった後藤君の置き土産の1発でレイソルユースを突き放すことに成功し、次の日のFマリノスユースとの5位をかけた試合に進むことが決定しました。プリンスリーグの最終節、まさかの展開でプリンス残留を逃したFマリユースが相手なだけに向こうもモチベーションが高いだろうことが予想され、明日の試合の展開が非常に楽しみなものになった試合でした。

殆ど試合レポになっていなくてすみません。途中で消してしまったので、もう感想しか頭に残ってなくて(苦笑)。


追記:宿から見た利根川の夕焼けがすごく綺麗でした!!でも車で5分と言われたので歩いたら20分ちょっとと思ったグラウンドまで40分弱かかったのは誤算というか何と言うか(^^;どんなスピードで飛ばしたらあの距離が5分になるのですか?!私達そこまで歩くの遅くは無いと思うんですけど(笑)。




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