2004年07月01日(木)  【ユース】 練習試合 アントラーズトップ

練習試合 鹿島アントラーズユースvs鹿島アントラーズトップ
 2004年7月2日(木) 15:50〜 40分ハーフ アントラーズクラブハウスG

ユース前半
−−−大道−−−−関野−−−

−−小谷野−山本拓−滝川−−

−−−−−−吉澤−−−−−−

−寿毅−後藤−−畑中−野本−

−−−−−−曽ヶ端−−−−−−

SUB:杉原・菅谷・槇峰・大内


トップ前半
−−−−−−平瀬−−−−−−

−−−深井−−−−中島−−−

−フェル−−本田−−青木−−

−石川−岩政−金古−名良橋−

−−−−−−小沢−−−−−−


ユース後半
−−−大道−−−−関野−−−

−−槇峰−−山本拓−滝川−−

−−−−−−大内−−−−−−

−寿毅−後藤−−畑中−野本−

−−−−−−杉原−−−−−−


トップ後半
−−本山−−隆行−−田中−−

−フェル−−−−−−−大谷−

−−−中田−−−−熊谷−−−

−−池内−−大岩−−岩政−−

−−−−−−小沢−−−−−−


<交代>
後15分 ユ:野本→吉澤(滝川を右SBに下げて吉澤大内のダブルボランチへ)
後20分 ユ:杉原→菅谷

<得点> 
後5分 ト:岩政
後5分 ト:田中(練習試合でよくあるセットプレーのやり直しからなので公式にはカウントされていないかも)
後22分 ト:大谷(フェルナンド)
後26分 ト:岩政(本山)
後40分 ト:フェルナンド?orオウンゴール?or本山(フェルナンドのクロスからゴール前混戦でよく見えず…)

ユースは学校の後からということで少数精鋭で。土日に試合が控えていることもあり比較的運動量は少なめに見えました。

トップでは内田・小笠原がグラウンドに姿を現したのみ。内田は足痛めた??羽田は試合前の後半組の鳥かごに参加。見た感じ違和感無く混ざっている気がしました。平日の練習に来ること自体本当に久々だったので、彼がサッカーボールを蹴っている姿を生で見たのはいつ以来だろうと少し感慨深く。このまま順調に復活してくれること祈ってやみません。新井場と野沢はグラウンドに姿を現さず。偶然鹿ガーデン前から足を引きずって帰る新井場の姿が見えたのですが、何事もなくて大事をとってるくらいだったらいいのですが。野沢は全く確認できず。(それでも野沢ファンなのですか、すーさん……)。首藤&加藤(現練習生扱い)は元気に練習には参加も今日は出番無しだったので、明日の練習試合で出番があるとよいなと。増田はU-19に行っているということで姿無し。これで全員なはず……。

そうだ、ちなみにどうもチーム内で勘違いがあって、青森はオールスターに出る選手は出られないけど代表の選手は大丈夫というのが伝わっていなかった疑惑が浮上しているので、今日の前半のメンバーは全くあてにならない可能性が高いです。明日のメンバーの方があてになるかも。


[前半]
5分 ト:金古のロングフィードが後藤の裏を通って中島フリーでシュートも曽ヶ端がキャッチ。

6分 ユ:寿毅のCKを後藤が中央で合わせるもDFに当たってしまいクリアされる。

9分 ト:右の青木が駆け上がり低いセンタリングをゴール前に。中島足から飛び込んで右足を当てるも枠に行かず。DFの裏を通すいいセンタリング。

10分 ユ:岩政が滝川を倒してファール。PA外右45度くらいから寿毅のFKを二アで大道がヘッドも、ヘッドが合いきらず枠の外へ。

15分 ト:岩政右足のアウトでスピンをかけた曲がる綺麗なロングフィードを最前線左へ。深井が猛スピードで走って追いついて、ゴールライン際で左足のクロスをゴール前へ。畑中が間一髪クリア。

22分 ユ:左からの寿毅のクロスを岩政がヘッドでクリアしようとするも、真上へ上がってしまう。そこに関野がつめてきたために、慌ててもう一度クリアするもクリアボールはゴールラインを割ってしまいCKへ。

24分 ユ:滝川右をドリブルし中に切れ込んで岩政を抜いてシュートも右に逸れる。

26分 ト:アオキが右からのクロス。ゴール前中島シュートも曽ヶ端がパンチングで逃れる。そのボールに詰めた平瀬がシュートも曽ヶ端キャッチ。

28分 ユ:大道中央からのミドルもジャストミートせず小沢キャッチ。

29分 ユ:大道のゴール前へのループパスに金古・岩政反応できず、小沢がPAから飛び出してきて胸トラップ。そこに関野が詰めて奪おうとするが、どうにか小沢が大きくクリアして難を逃れる。

31分 ト:石川からの左足での綺麗なロングフィードを中島がゴール前で受け後藤と1対1。これを後藤がなんとか止めてクリア。

36分 ト:中島のミドルを曽ヶ端セーブ。

40分 ト:深井の左からのクロスを後藤がヘディングでクリア。

40分 ユ:野本が右サイドからドリブルでいつもの(笑)怒涛の攻め上がり。中盤からロングに近いミドルシュートを放ち、これが枠に向かって飛ぶも小沢が片手で上に弾いてCK。

前半の印象としては、ユースの前線の2人とトップのCBの2人ではさすがに当たりの強さが全然違いました。関野君も大道君もフィジカル系ではないだけに、金古・岩政と競り合ってもつぶされてしまう。むしろ滝川君とかのドリブルの方があの2人を相手にするならば通用していたように見えました。基本的に金古・岩政で組むと金古がラインを見て、岩政が潰しに行くという構図なのでどうしてもメモには岩政の方の名前がたくさん出てきてしまってます(苦笑)。トップでの大岩・金古の場合だと逆なだけに相手がユースレベル以上になった時にこの組み合わせは少しきついかなという印象。(去年のサテライトで池内・金古のCBを見ていた時の気分というか、トップで秋田・金古の組み合わせを見た時の気分というか<私情入りすぎ……)。

ユースは一応フルメンバーで挑んだわけですが、最近とみに思うのはこの組み合わせだと中盤でゲームを作れないんじゃないかと。吉澤君のワンボランチで山本君がトップ下なはずなんですが、先日のジェフ戦の時のハーフタイムにジェフサポの方に素で「え?10番ってボランチですよね?鹿島ってボックスですよね?」と聞かれてしまい「いえ、あれはトップ下なんですよ……。性格的に必死に守備までしてしまうのであの位置まで下がってしまうのがデフォルトなのでそう見えるだけでして…」と答えたのですが。小谷野君も滝川君もゲームを作るタイプとはちょっと違うし、吉澤君は本当にきっちりとした潰しとちらしの専門職なので山本君がゲームメークしていくはずがどうしても後の方まで下がって守備してしまって、ゲームが作れなくなってしまってるというか。ここらへんは個々人の問題だけでなく、DFラインやFWとの問題も含むので私にはどうしたらいいか分からないんですが、トップに近い位置でボールをためたりトップがボールをキープしたりできるだけで違ってくると思うのですけど。後は最終ラインがもうちょっと安定して(今は後藤君は不動ですがケガしたりなんだりでパートナーがくるくる変わっているので)、後の守備を任せられるようになると少し違ってくるのかなぁ?うーん、2次リーグ始まったあたりからずっと考えているのですが、普段の練習を見ているわけでもけが人の状況を全員把握しているわけでもないので考えても仕方ないことだと思って目の前の試合だけを見るようにしているのですけど。ワンボランチは相手のプレスが弱くて、かつ後の守備が超安定している時はうまくいくのですが一定以上のレベルの相手だと今のままでは厳しいように感じます。後は選手個々がパワーアップしてくれることかな。去年の全クラでは試合を重ねるごとにパワーアップが見られたと思うので、今年もそういうパワーアップが見られたらと思っています。

トップは……(無言)。上にもちらっと書きましたが、風の噂で勘違いがあったらしいという話なので今日のシステムとかメンバーはあまりあてにならないような気がします。個人的にはフェルと青木が左と右をやるのは結構好印象だったのですが、どうなんでしょう?2人ともあまり視野が広いタイプではないような気がするので、中央よりもああやってサイドに置いておいた方が守備の負担も減るし攻撃参加もしやすいし、何しろ2人ともクロスの精度はやはり抜群だと思うので。(もちろん相手がユースだったので普段に比べたらプレッシャーが低いというのは差し引かないといけませんが)。それと、中央の2人がそれなりに固かったこともあって今日は名良橋・石川の両SBがかなりつるべ状態で両方上がって行っていてそれもよかったかなと。ただこの5年前を思い出すフラット3(ただしDFでなくてFWで……)はやっぱりやめませんか?(涙)。まあ、今日小笠原・野沢・増田といなくて、本山が後半組だったからという事情があったので、今日の試合で変わっているといいなとこっそり念を飛ばしています。

[後半]
4分 ト:隆行ドリブルに野本が対応、1対1でどうにかクリアでCKへ。

5分 ト:上記のCKを大谷が蹴る。ゴール前での跳ね返りを岩政がヘッドで押し込んでゴール。1-0。

5分 ト:練習試合でよくやる、セットプレーのやり直し。もう1度大谷が蹴ってゴール前の混戦を田中が押し込んで追加点。2-0。

9分 ト:ゴール前でボールを持ってぐるぐる回りながらキープする隆行に対して野本と滝川が2人で対処に行き、最後はどうにかボールを奪ってクリア。

10分 ユ:左の寿毅のパスから中央PAとハーフウェーラインの間くらいの位置から大道のミドルがバーを直撃。

13分 ユ:競り合いで野本が足を痛め、倒れこみひやっとするが立ち上がる。

14分 ユ:野本のロングフィードに滝川が右サイド駆け上がる。慌てて飛び出した杉山がPA外で手でボールに触ってしまいFK。
     寿毅が蹴ったボールはファーにいい感じに飛ぶがそのまま枠外。やり直しでもう1回蹴るがそれは壁に当たる。

20分 ユ:山本ドリブルで右サイドから仕掛けて池内と1対1。池内がゴールラインへクリアしてCK。

22分 ト:本山が中央少し右でドリブルから中央の中田へパス。中田がワンタッチで左のフェルナンドへ。
     フェルナンドが軽くキープしてから左足のクロスがファーの大谷にどんぴしゃで、大谷が右足ボレーで叩き込む。3-0。

26分 ト:フェルナンドの左からのクロスを畑中どうにかクリアでCK。

26分 ト:上記のCKをフェルナンドがショートコーナーで本山へ。本山がPA少し外、左30度くらいから右足でファーの岩政へ。岩政ヘッドで完勝。4-0。

30分 ユ:中でパスがぽんぽんと6〜7本つながって右の滝川へ。滝川が低めのDFラインの裏へ通るクロスを上げ、
     飛び込んできた大道の足にあいそうになるが、杉山の反応が一瞬だけ早くキャッチ。

40分 ト:右の本山がドリブルから中央の中田へ。左のフェルナンドにはたいて、フェルナンドのあげたクロスがそのまま入った?
     又はオウンゴール?又は本山が触った?混戦でよく見えず。5-0。

ユースに関して言いたいことはほとんど前半の部分で書いてしまったので。トップに関して雑感。
前半よりは後半の方がバランスがよかった気がします。中盤はボックスというよりは殆どフラットな感じで、去年・一昨年のサテライト辺りでよく見られた2列目がサイドに張る感じというのでしょうか?フェルナンドのあの位置は鬼かと。ボランチが中田・熊谷だしバックラインも3人いるので守備に関してほとんど心配する必要が無いのでフェルナンド・大谷共に効果的だったように見えました。隆行のプレーは本当に久々に生で見ましたが、ガタイはやっぱり強いなぁと。ユース相手の試合なのでそれ以上はよく分からないというのが正直なところなので、早く実戦で見てみたいなと思っています。FWは前半よりは後半のこっちの組み合わせの方がキープする人がいる分やりやすそうに見えましたが、かなりメンバーを入れ替えたトップに対してほぼフル出場のユースという構図だったのでここももうちょっと見てみないとという気がしました。(結局あれだけ見ても何も分からないということが分かったというだけのレポということが今判明……(がくり))

ユースは土日が1つの山場。全国のシードは逃しましたが、来年のプリンスのことを考えたら1つでも上の順位を目指して頑張っていって欲しいです。せっかくのホーム開催ですし(笑)。

そして本当はここではなくて本館の日記に書こうと思ったんですけど、そこまで手が回るか分からないのでここで。

日曜は青森でなく波崎に行ってしまう(青森弾丸車ツアー決行しようか?と某さんが提案してくださったんですが……。ユースを取ってしまいました。すみません……)ので、鹿島の熊谷さんを見るのは今日が最後なのだとそう思ってクラブハウスに行ったんですが、実際試合を見ている時はそういうことが全く現実味が湧かなくて、普通にWコージで組んでいるボランチを見ながら「やっぱりこのコンビは安定してて大好きだな」と普通の感想を抱いていて。試合前にアップしている熊谷さんの笑顔を見ながらナビスコの決勝でみんなが#18のユニを着たりスパイクに18を入れたりしていたこととか思い出したんですけど、それでも何かやっぱり現実味が湧かなくて。今でも実は湧いていなくて。仙台のユニフォームを着る熊谷さんを見るまではきっと現実として認識できないのだなと。鹿島のユニフォーム以外を着ている熊谷さんなんて正直全く想像つかないんですけど。ボランチ今後どうするんだろうとか、年齢層がすごく偏ってしまうよとかげん実的な想いもあるんですけど。確かにケガがちだったけど。でも、やっぱりWコージが見ていて大好きなボランチのコンビでした。仙台というチームには色んな意味で思い入れがあるので、きっと私は今年またいつか仙台に行くんでしょう。その時初めて何か感じるのかもしれないです。仙台サポの方、どうかどうか熊谷さんをよろしく。熊谷さんのこの移籍がポジティブなもので、ポジティブな結果になること。今はただそれだけを祈っています。




 < 過去  INDEX  未来 >


すー [MAIL] [HOMEPAGE]