日記のようなもの
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2007年04月29日(日) ☆もてぎDE耐観戦記

 はい、今日はツインリンクもてぎまで「DE耐」を見に行ってきました

いや、5年前に引退したボクが16歳のころから応援しているGPライダーの原田哲也さんが仲間と一緒に参戦するってことでコレは行かねば!
ということでね!

で、チームのメンバーがすごいですよ!

まぁ、
・原田哲也
 1992全日本GP250チャンピオン
 1993WGPGP250チャンピオン

・坂田和人
 1990全日本GP125チャンピオン
 1994WGPGP125チャンピオン
 1998WGPGP125チャンピオン

・岡田忠之
 1989全日本GP250チャンピオン
 1990全日本GP250チャンピオン
 1991全日本GP250チャンピオン

・井筒仁康
 2000全日本スーパーバイクチャンピオン
 2004全日本JSBチャンピオン

と、そうそうたる面々です!

つーわけでなんとか仕事も休みになって行けることになりました!
ヨメも誘ったらノリノリで一緒に行くことに♪

このもてぎのエンジョイ耐久「DE耐」
100cc以下の公道用4スト単気筒エンジンを搭載したニーグリップのできるバイクで行われる7時間の耐久レース
125ccまでの排気量アップは認められるけど、今年からは125ccは土曜決勝、100ccは日曜決勝とクラスわけされました

実はボク、一昨年のこのレースに参加しています <05.6/4日記参照

まぁ、ライダーとして走ったわけではなくピットクルーとしてですけどね♪
そのときは7時間スタッフとして走り回ったわけですけど
今回は観客として7時間…
はい、ボクの持論として耐久レースは見るほうも耐久ですw

参加チームは157チーム
ライダーは4〜10名、ピットクルーは1〜11名で最大21名
平均10人としても関係者1500人w

観客よりも関係者のほうが多いって特異なレースですw
もうね!すごく楽しみ!


で、ウチは出かけるときって基本的にETC割がきく6時前に料金所を通過
ということなので4時に起きて4時半過ぎに出発

特に今日は連休中日で渋滞の心配もありますからね
渋滞にあうぐらいなら車中泊!ってバカですから♪

5時半過ぎに常盤道・三郷料金所を通過して7時にツインリンクもてぎに到着
タイスケによるとゲートオープンは8時からなので後部座席を全部倒してベッドにしてゴロンと軽く仮眠

で、8時に起きて準備をしてパドックへ
まずは受付に行ってピット番号とグリッド順の確認
グリッドはクジ引きなんですよね…

とりあえず、ピットは13番ピット グリッドは110番グリッド

とにかくこのレース
150台以上のバイクが走るのでピットは3チーム同居
スタートも耐久らしくルマン式だけど50台ずつ
そりゃ、157台ものバイクがいっせいに走ったら1コーナーでカピ&ホッパーなみなボーリング大会になってしまう可能性もありますからねw

まぁ、他の人たちはまだ到着していないので早く来ている自分が調べてメールで流せばいいでしょ?
クールでの下っ端なオレの役目ですw

つか、親分なMiyazさんはmariねーさんと夜行バスで出てくるあいくるさんを乗せてくるから遅れるし
おなじ千葉組のひじり夫妻は愛犬のモコちゃんを実家に預けてって
みんなウチみたく気楽じゃないからね…

別に卑屈になってやってるのではなく楽しんでやってます♪
いや、いろいろとオレもおいしい思いさせてもらってるから
少しは動かないとw

で、ピット前でハヤシさんとバッタリ
昨日のうちに名古屋から出てきたらしい
まぁ、行動力のある小学生ですことw <全然違いますよw

『ホントにここでいいのかなぁ〜?』って不安げにうろうろしてたら
#31のマシンと井筒さんが登場!

おおお!カッコいい!かわんねーなこの人は!

で、原田さん・坂田さん・岡田さんとゾクゾクとツナギ姿で登場
もうね…
緊張しちゃって声かけれないよ…
10代のときの憧れのGPライダーが目の前で談笑してます…

まぁ、スタート前のフリー走行は井筒さんのみの走行
金曜の練習走行で走れなかったからってことです

とりあえず、原田さんに軽くあいさつ
『今日は横断幕貼りますからね!』って言ったら
「お!そうなの!? ありがとうよろしく頼むよ!
 スタンドさみしいもんね! 楽しみにしてる〜」って意外な返事

前のK-TAIのときは <03.8/10日記参照
「オレだけでからかわれてはずかしいからいいよ〜」
なんて言ってたのがこの4年でナニがあったのかしら?

でもね、笑顔で「ありがとね〜」なんて言われたらさ
むっちゃうれしいよ

オレさ、自分が昔からファンだったすごい人と世間話っぽく話してるんよ
これってすごくね? (つД`)

まぁ、横断幕はボクのものでなく虎の威を借るヒツジですがな・・・め〜♪

そして、奥さまのミユキさんにもご挨拶でいつものようにネコな差し入れ
今回は鳥幸と同じもの♪

で、去年生まれた愛娘のノアちゃんにはじめまして♪
ホント、パパそっくり!人見知りしない子で笑顔のキュートなかわいこちゃんでした!
そりゃ、もうハートはワシづかみですよ!w


そして、井筒さんがフリーから戻ってきたらコース上でプレス向けの写真撮影
もうあっというまに黒山の人だかり!さすが元チャンプなドリームチーム!
ここでひじり夫妻も合流して一緒にわきゃきゃ

で、Miyazさんも到着したらしくグランドスタンドに貼られていく横断幕

はい、観客なんてほとんどいないので横断幕なんてまったくありません
広いグランドスタンドに2つだけの横断幕

さみしいとかじゃなくてオレとしては誇らしい気分
つか、坂田さんとか井筒さん・岡田さんのファンの人って来てないのかしら?

で、写真撮影が一段落したときに
原田さんに『原田さ〜ん!横断幕きましたよ〜!』って言ったら
プレスの人からみんな視線はグラスタへ…

プレスにバシャバシャ撮られてましたよw

そんなわけでスタート前準備でピット裏へ移動して
Miyazさんにmariさん、あいくるさんと合流
他、自然にKIKUIさん、舞蹴にーさん、YOUさんとも合流

あとは流れるようにスタート7時間の耐久がはじまりました

第1ライダーはこのチームの言いだしっぺな折原カメラマン
原田さんいわく
「燃費とかいっさいわかんなくてさ
 まぁ、30分ぐらい走ってもらってから
 次はエースの坂田クンに行ってもらうんだ」とのこと

つか、メカニックもいなくてチーフメカはそのエースライダーな坂田さんらしい…
原田さんが笑顔で楽しそうに話してくれるのよw

で、10時ちょうどにスタート!
1番から50番グリッドのファーストグループが先にスタート
1コーナーに全台消えてからセカンドグループ
そして、セカンドグループが見えなくなったらいよいよサードグループ!
折原さんは110番グリッドから順調なスタートを切るもチームのみんなが見てるフィニッシュライン付近で失速してゴボウ抜かれ…

ども、シフトミスでニュートラルにはいっちゃったっぽいw
みんなズッコケてました♪

まぁ、スタート15分ばかでペースカーが入るアクシデントも大きな事故とかではなく
30分ほど走行の後にピットへ
まずはピット手前の給油スペースで給油&10分の拘束
これはあせって事故がおきないように給油スペースに入るときにタイムカードを押して10分は滞在しないといけないようになっています

そして、ピットに戻ってエースライダーの坂田さん登場!

120位ぐらいからトンでもない追い上げでした
1人だけ走るラインが違うというか
2コーナーと3コーナーの間で見てたけど
全開のまま寝かしてアウトから抜いてるんじゃないか!ってぐらいのコーナリング

ちょうど原田さんと井筒さんも来て一緒に見れました
「おかしいよ〜!」とか笑いながら見てたけど
目は笑ってなく瞳の奥には「オレだって負けねーよ?」って意思が見えました
やっぱ、チャンピオンになるって人種は違いますよねw

で、この後は井筒さんが走ってその後に原田さんが登場すると教えてもらいました

坂田→井筒→原田の豪華リレーですよ!

つか、一緒に見れるなんてこれも豪華なシュチュエーション…
オレ、女だったら溶けてるかもな?w

そして、コンスタントに3秒弱で走ってた坂田さんが戻ってきました

1番手折原カメラマンからバトンタッチしたときは120位前後
それを鬼人のような走りでなんと100台以上ぬいて12位で帰ってきました!

で、迎えるのは原田さんと岡田さん
なんか帰ってきたライダーから話を聞く原田監督に
その様子をビデオで撮影する岡田マネージャーってカンジw

で、まずは給油
このDE耐
給油が大変なんです
先述したようにガソリンの使用量が21リッターで1回の給油量が3リッターと決められていて、さらに給油ゾーンには10分いないといけない…

で、#31は原田さんが給油係でまず入場時間のタイムカードをもらって
それを給油場所で見せて7枚支給されるガソリンチケットを1枚渡して
3リッターのガソリンが入った携行タンクをもらいます

そして給油口の封印をはがして給油
これがもうねガッツガッツってカンジでw
「一適残さず入れるぞ!」って無理やり入れてるんだけど
むっちゃこぼれてタンクはガソリンだらけ…
見てるこっちは『言ってることとやってることちゃうぞw』って
あとにオークションで売るバイクをガソリンまみれにするさまを笑いながら見てましたw

で、給油作業ののち給油口に封印をして出口のタイムカウンターの前で待機
ここで10分たったらさきほどのタイムカードを出してピットへ!
って、流れです

まぁ、なんでこんなに給油に関してくわしいかって
一昨年のDE耐でオレが参戦した友達のチームの給油係だったってだけですw

ここで原田カントクwと坂田さんはずっとおしゃべりしてました
記録係の岡田マネージャーはライダー交代を撮るためにピットに行きました

で、「よし!時間だ!」って出ようとしたら
「31番 あと1分ですよ!」ってオフィシャルに怒られて

「すみません! せっかちなもんで」って原田さんと坂田さんw
周りの人はみんな笑ってました

さすが元スプリントライダーですねw

で、1分たって
坂田さんはスタートしてピットへ!

原田さんたちと急ぎ足でピットに向かうもすでに第3ライダーの井筒さんが出た後…

とりあえず、坂田さんに「おつかれさまでした〜」ってカンジでした

給油係はライダー交代見られないんよね…

でも、原田・坂田・岡田の3ショットな給油作業が見れたし
おもしろかったです

なにより参加してる原田さんや坂田さんがすっごい楽しそうで
見てるこちらも笑顔でした♪

で、坂田さんからかわった井筒さん
12位だった順位も30位ぐらいに落ちてたのですが
ここからまたすごい追い上げ!

朝のフリー走行では3:06だったタイムも3分を切るタイムでバスバスと抜いていって最終的には4位になりました!!!!!
すげぇえええええええ!!!!!

で、いよいよ4番手
我らがクールデビル原田哲也の登場です!

ビデオカメラを回しながらストップボードを持つ岡田さんに見送られて
井筒さんから交代してピットから出て行きました
ピットを出た時点で29位
さすがに10分以上止まっているのでタイヤが冷えているのとある程度慣れるまで落ち着いていくのかと思ったいたら
アウトラップ戻ってきたら26位w
しっかり3台も抜いています…

さすが原田哲也!
なんつーかすごいよね!

で、その後は26→24→22→19→16とドンドン順位も上へ
タイムはずっと3分前後
手持ち時計での計測だと2:57ぐらいが最速だったみたい
まぁ、タイム計測とサインボードを確認するためにずっとピット上から見てました

2コーナーと3コーナーの間でミユキさんとニヤけながら記念撮影しているおじさま二人を見ながらいいなぁとは思っていたんですけどね…

つか、さすがハラダな走りが見れました!
結局原田さんの走りは50分間で16周かな?

なんかウットリと見てしまいました
欲をいうとコーナリングとか見たかったけど
ピットを出るトコからピットに入ってくるとこまで見たかった
ただそれだけ

なんつーか、走ってるとこを見られただけでいいわ

なんか夢みたいw
つか、なにときめいてんだよな30過ぎたおっさんがさぁw

でもね
やっぱ思った
原田哲也は今でもオレのヒーローだわ…

キツさがぬけて笑顔の似合うようになって年もとっちゃったけどねw

そして、50分の走行のあと給油での10分を終えて
ピットに戻って来て松本カメラマンに交代

1時間の夢が終わりました…

結局、シングルの8位まで順位を上げてきました
スゴイですよね…

原田さんがピットに入るのを確認して嫁と一緒にピット上からダッシュでピット裏へ
つか、ピット裏にはクールのみんながすでに集まっています
90度まで見に行って大クラッシュをしたらしいひろさんもちゃんと来てます
コロんだのは大変だけど間に合ってよかった…

で、しばらくして原田さんがミユキさんと出てきました
約1時間の走行を終えて満面の笑み

「いや、怖かったよ!
 こんなに怖いもんだったんだね〜
 でも、台数が多すぎるよ!
 多い上にみんなライン違うしありえないトコでハラんでくるしさ
 走ってて『ちょっとそれ違うだろ〜!』とかって叫んでたよw
 もう怖い怖い」

って感想をくれました

とにかく、クラッシュもなく無事に走行を終えてこちらも一安心です
やっぱ、いろんなライダーがいるからいくら元世界チャンプなライダーでもなにあるかわからない部分もあるもんね…

つかね…
走行直後にこんなハナシを聞けるだなんてなんてゼイタクなんでしょう?
すごいことだよね…

そして、この笑顔!
GPで走ってたときもよかったけどこういうのもいいよね…

引退したあともこうやって出てきてくれるってむっちゃ嬉しいです

あと、ツナギの[JiR]のロゴのヒミツも聞けました
JiRからモトGPに復帰するハナシがあるそうです
はい、大嘘ですw

まぁ、いろいろあるみたい
ちょっとお茶を濁すような返事だったので書きません♪
知りたい人には生中1杯でもくれたらペロっとおしゃべりになりますよw

そんなカンジな走行後の一こまでした

しかし、着替えに戻る前に
「ありがとね、じゃあまたあとで!」って
そのあとで!っていいよなw
すげー嬉しくなっちゃった♪

つーわけで、一応こちらも一段落しました♪

そんなわけですることもなくのんびり…
10時にスタートして原田さんが走り始めたのが13時ちょうど
そして今は14時過ぎ

まだゴールまで3時間もあります…
ホント、見るほうも耐久です

そんなわけでしばらくの休憩
あとは17時のフィニッシュまでだらだらでOK

そんなわけでパドックのカフェでテキトーにおしゃべり♪
いや、この時間もよかったりするんだよね
前のK-TAIのときは真夏だったからグッタリと休んでたもんな…

いや、久しぶりに会う人もいるからのんびりとお話できてよかったです♪

そして、気づいたらゴール1時間前の16時
なんか1時間半もおしゃべりしてましたねw

つか、来年はクールデビルの有志が参戦するとかしないとか?w
まずはスポンサー探しからはじめましょうか?

チームTorikoh ヤマハとかでいきます?w

で、日のあるうちにって横断幕の前で記念撮影
ココ最近は結婚式の二次会でしかおひろめされなくなった横断幕
また来年もここに貼りたいもんですね!

で、20分前になったのでピット裏へ移動

レースは残念ながら10分前に2コーナーあたりでオイルをふいたマシンがあって転倒続出でペースカーが…

まぁ、尻切れになった感はぬぐえませんが無事に終わるならいいやね
2年前は15分前に赤旗でそのまま終了だったからそれに比べたらいいですよ…

もうだいぶグダグダになっているのでボクらもピットロードへ

そして、17時がまわってマシンがストレートに帰ってきてチェッカー

最終ライダーの岡田さんはピットウォールすれすれのとこを通過していきました

遊びすぎですw

でも、無事に完走!
マシンをでむかえるためにバイクが全台通過したあとにメインストレートになだれ込みました

とりあえず、ボクらもストレートへ
とにかくすごい人ごみです…

マシンが帰ってくると#31の周りは黒山の人だかり
プレスが取り囲んでさらにデジカメや携帯片手の野次馬いっぱい

はい、そのうちの1人です♪

で、岡田さんを迎える原田さん・坂田さん・井筒さん
みんな笑顔です

いいなぁ、こういうのって…
そのあとはわきあいあいと撮影タイム
マシンをいれて4人で
カメラマン組もいれて7人で

ここで原田さんが一緒に写されてる折原さんやらカメラマントリオを
「な?笑って〜 とか言われても笑えないでしょ?」とからかってました

まぁ、貫禄のカメラマントリオは
「いやいや、オレら3人のほうがいい笑顔してたよ?」って返してましたがw

なんか、組んでレースに出るだけあって仲がいいんですねw

マシンを迎えた後はピット前に戻ってプレス向けの撮影
やっぱ、これだけのドリームチームだから注目度が違うもんね…

ちょろっと便乗させてもらいました♪

つか、プレスの人もあいてるとこからどうぞ〜
見たいなカンジでいい雰囲気でした♪

で、チーム全員での撮影の後はメインライダー4人での撮影
ヘルメットまで用意してくるあたりがニクい演出です
そういえばみんなアライのヘルメットでした

で、撮影が終わるか終わらないかの時に折原さんが4人にむけてシャンペンシャワー!
ダッシュで散って逃げる4人
「ぐははははは〜!」と笑いながら悪の魔王のように追いかける折原さん
みんな大爆笑でしたw

井筒さんは一番近かったせいか途中で気づいていていつでも逃げれる体勢で腰がひけてました♪

まぁ、ピット裏のほうに逃げた3人と違って原田さんは隣のピットに逃げたので追いかけられてはいませんでした
逆にファンにつかまってサイン責めでしたけどw

まぁ、レースじたいは
優勝したチームは周回数121周
ペースカーが入って1位のチームと2位のチームが同一周回になって
結局順位がいれかわったりとちょっと不透明でした…

まぁ、このDE耐は周回が同じだと順位は同じってことで2チームとも1位ってカンジみたいです

#31はトップから10周遅れの111周で26位
まぁ、このレース的にいうと26番目の順位でチェッカーを受けたってことで
結果的には10位とのこと

つまり、121周のチームはみんな1位<2チーム
120周のチームは2位
119周のチームは3位です

しかし、ピットインが4回のチームがいたんだけどすごいなぁ…
だいたいが6回だから2回少ないってのはそれだけで20分走れるもんね…
やっぱ、チーム戦略が大切なレースみたいです

つか、1位のチームがそれぞれ4回と6回だから
実は6回ピットインして121周したほうがすごい?

そんなこんなで、ストレート上では閉会式のセレモニーがはじまりました

つーわけで、文字数制限くらったので続く♪


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