日記のようなもの
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2004年07月25日(日) ぽろり旅2日目

 6時前に起きる
ちゃんと飲む前にケータイのアラームをセットしてましたw
つーか、記憶がないけどちゃんと充電もしてるしえらいねオレ♪

内線でこむちゃんにモーニングコールをしてぼけ〜っとしてる
テレビをつけたら鶴瓶が鋼鉄の貞操帯つけてたw
家でヒマしてたら寝ずにでも見たいんだけれどね
でも、オレはテレビよりももっとおもしろくて恥ずかしい旅をしてるわけでね♪

チェックアウトをしてコンビニで朝飯を調達して新潟駅へ
6:45発の信越線長岡行きに乗りました
ヒマでやることがないので寝ようと思いながらもボヘ〜って起きてました
三条駅付近の水害のあとがまさに惨状でした…
ニュースで見たとおりの風景でした

長岡着7:58、直江津行きに乗り換えて今日第一の目的地青海川へ
で、8:57青海川着
それなりに有名な日本で一番日本海に近い駅です
くどいようだけれど一度来てみたかったんです!
いや、ホントなんとなくねw

とりあえず、次の列車は9:59だから約1時間あります
ま、テキトーにうろつきましょ♪って
まず海側の下りホームに行こうと階段を登っていたら
なにやらあやしい放送が・・・

放送「ほんじつ、朝○○時
   柏崎市・・・・・で
   体長1mの・・・」


KG『あれかなぁ?海岸でサメでも出たのかなぁ?』
こむ「そんなトコじゃないっすか?」

放送「体長1mのクマが発見されましたのでご注意ください」

クマ!?

くまぁ〜!

KG&こむ『まさに、その程度のネタで俺様が釣られ クマ〜!だよねw』
と2人で大爆笑w

そんな場所なんですねw

そのあとは散策
オレはホームの端にあるハシゴで波打ち際までおりてみました
さすがにつかりはしなかったけれどねw

こむちゃんにも『こっちに来い』って電話したんだけれど
なんか、ホームから海を見ながら物思いにふけっていたらしくてシカトされましたw
つーか、ハシゴの昇り降りできないしね♪

そのあとは、複線電化される前の旧線跡地を利用した遊歩道を歩いたり
海水浴場を見学したりして1時間の時間をつぶしました
のんびり出来て有意義な時間でしたね♪

うん、来てよかったかな?


で、10:33に直江津着
すぐに10:41発の富山行きに乗って4つめの筒石駅へ
ここは珍しいトンネル駅なんです
まぁ、地下鉄とかだとトンネルに駅があって当たり前なんだけれど
そうじゃなくて、トンネル内にある駅は
JR東日本・上越線下りの湯檜曽と土合
JR西日本・北陸本線の筒石
北越急行・ほくほく線の美佐島ぐらいだもんね
ま、青函トンネルの竜飛海底と吉岡海底は一般駅じゃないから除外で

そんなわけで、筒石駅って1回来てみたかったんす
ま、上越線の湯檜曽と土合は行った事があるし♪

ホームに下りたら駅員さんが迎えてくれました
え〜、危ない場所なんで監視をかねてだそうです <だから無人駅に出来ないんです
でも、ホーム幅は2mほどあります
青函トンネルの海底駅なんて50cmほどしかないからね…

で、トンネル風を防ぐためにトンネル内にあるホームと地上に出る階段との間に扉があります
さすが、ローカル線の上越線と違って日本海縦貫線の幹線である北陸本線ですね
一応、特急が時速130km/hで通過しますからね

この筒石駅11.353kmの頚城トンネル内にある駅です
つーか、この距離ってそのまんま両隣の名立駅と能生駅の駅間の距離です
で、地上にある駅舎が海抜60m
トンネル内にあるホームが海抜20mで
高低差40m!

駅舎までの階段が上り線だと56+224で280段(280m)
下り線だと66+224で290段(176m)

とりあえず、56段登って踊り場へ
下りホームに下りる階段の脇をぬけたら
224段距離にして103mの階段が地上にむけてまっすぐと続いています
遠くに日の光が見えます
いい光景だわ♪

とりあえず、折り返し時間は20分
さくっと地上に出てみようと階段を登り始めたらさっきまで横にいた物体がいないんです
後ろを見たら階段の下で肉団子が笑顔で手を振っています

はぁ〜・・・

おいおい27歳!
コレくらいでバテテどうするよ?w
たしかに曙なみにヒザが弱点なのはわかるけどね♪

ま、元気な31歳は走って登りました♪
つーか、オレの後ろでは白髪交じりのおっさんがフツーに登ってたぜ?
それって、どうよ?w
ガンバレ20代!

で、森の中にポツンとあるプレハブ小屋みたいな駅舎に到着
とてもはためには駅に見えません
でも、緑に囲まれていい感じ♪

改札で駅員さんが案内のチラシをくれました
駅員「よく来てくれましたね。記念にどうぞ♪」
KG『あ、すみませんありがとうございます
   で…、下でツレがくたばってるんですけど…』
駅員「あ、もう1枚いりますか?」
KG『いいえ、いりません!w
   やっぱ、欲しかったらここまで自分で取りに来ないと!』
駅員「そうですよねw」 <かなり苦笑w

つーわけで、ダメ人間の分はもらいませんでした♪
欲しけりゃ自分で取りにいけってなw
オレってやさしいね♪

で、その肉饅頭は階段の下でにこやかに手を振っています
動いていないのに汗を流している姿は素敵ですw
神様、本当の彼を帰してください…

つーか、オレはお前みたくはならんぞw
少し、酒減らそう・・・

で、ささっと階段を下りてホームとの境の扉手前のベンチで小休止

もうね、列車がトンネルに入るのがわかるのよね
「ドンッ!」って音と軽い衝撃波がきます
いや、ここも来てよかった♪

今日はこんなに楽しくていいんだろうか?w

で、さくっと直江津にとんぼ返り
いいショートトリップでした♪
で、この直江津から筒石の往復に使った北陸本線の電車
JR西日本・金沢支社福井地域鉄道本部敦賀運転派出所(金フイ)に所属する

419系交直流両用電車

日本でここにしかない車両なんだけれど
国鉄末期の昭和60年あたりに余っていた寝台特急電車581系と583系を改造して作られた車両なんです
だから無意味に屋根が高い!シートピッチも広い!
つーか、昨日乗れなかった583系の夜行急行「きたぐに」のリベンジだね♪
こむちゃんと無意味に車内をウロウロしてましたw

直江津では駅ソバでも食べましょか?って
駅ソバがあったトコに行ったら駅自体がベツモノになってましたw
ホームにあった駅ソバ屋がない!
つーか、駅舎が橋上になってるし…


しょうがないのであきらめて駅の外に出たら駅の外に移転してましたw
ま、軽くソバを食べて
今度は北越急行ほくほく線に乗車!
座席を確保してから駅弁を買いに売店へ♪
売店のオバちゃんオススメの「日本海・浜やきめし」(¥950)に決定!
ホタテとかの海鮮スープで炊いたゴハンに海の幸をふんだんに盛り付けた結構豪華な駅弁です
列車が発車する前に2人ともペロリと食べちゃいました♪
うまかった!
ソバ食べたばかりなのにねw

そういえば、新潟駅の「まさかいくらなんでも寿司」って駅弁をチェックするの忘れてた・・
時刻表にのってるのをみてこむちゃんとゲラゲラ笑ってたんだけどねw
気になる駅弁です
いつかリベンジかな?

ちなみに



いくらの寿司だそうですw


で、12:32に直江津を発車
2つ先の犀潟駅からほくほく線へ
このほくほく線
国鉄北越北線として越後湯沢−直江津間(正確には六日町−犀潟間)の路線として作られたんだけれど、国鉄の分割民営化やらで建設中止になって第3セクターの北越急行として作られた路線です
いまでは、首都圏と北陸を結ぶ路線として越後湯沢−金沢間の特急「はくたか」が運転されてる路線です

で、特急「はくたか」って新幹線を除いた在来線の特急で日本一の速度、時速160km/hを誇るのよね? <JR西日本681系ホワイトウィング&北越急行681系スノーラビット
踏切がない路線だからぶっ放すんです
ちなみに2位は青函トンネルを走る白鳥とスーパー白鳥の140km/h
3位の130km/hはその他大勢w
規制やらの問題で130km/h以上は特例なんです <非常ブレーキで600以内で停車(今の技術での限界が130km/h)

で、特急が160km/hで走る路線の同じ線路を走る各駅停車の普通列車
例えるなら、まるで同一車線でリッターバイクにあおられる原付のような感じです
もうね、普通車両も死ぬ気で走ってるんですw
そんなわけで、ただの普通用の車両もかなり高性能に作られています <加速度なら日本でもトップクラス
マジで恐ろしい加速です
まるで2ストのようにw

一度乗ってみると面白いですよ♪

で、この乗ってる車両
ただの普通列車じゃないんです
ゆめぞら」号というシアタートレインなんです
このほくほく線
湯沢から直江津まで一直線に山をブチぬいてるのでトンネルが多いんです
で、車窓が見えないトンネルの間
何も見えないのなら映像を流してしまおう!ってことで
天井がスクリーンになっているんです
今回のお題は季節がら花火でした

ホント、トンネルが待ち遠しくなっちゃうようなカンジなんだけど
見慣れてくると、トンネルが多いから少し飽きましたw

で、途中今日行った筒石駅と同じトンネル駅の美佐島駅も通りました
筒石駅で一緒だったおっさんがここで下車していきました

が、このジジィ
あらかじめ駅に着く前に用意してりゃいいのに
停車してから後ろの車両から移動してきて運転手に切符を渡そうにも切符が見つからない…
すったもんだのあげく3分ぐらい発車が遅れました…

ローカル線だから路線バスとかと同じワンマン方式で車掌さんがいないので先頭車両の一番前の席から運転手さんに料金orキップを渡す方式なんです
つーか、もう少し考えろよな…

そんなわけで、終点六日町駅に5分近くの遅延で到着
ここでの乗り換え時間は3分
って、マイナス2分じゃん!

まぁ、ここは乗り換える列車が待っててくれたのでダッシュ
筒石から美佐島に行ったおっさん
あんたの罪は重いぞ!
乗り換えのために走ってこむが死にそうだったからw
デブにムリさせちゃいかんって・・・

で、13:53越後湯沢到着
乗った列車はここ止まり
つぎの水上行きは約1時間後の15:05発
そんなわけで、「ぽんしゅ館」へGo!
日本酒の試飲をしないと!
500円でおちょこ一杯分の試飲を5回できるんです
オレは鬼ころし、あかい酒、男の酒、越の寒中梅、菊水・辛口の原酒を飲みました
さすがに菊水の原酒はうまかった!
おとこの酒とあかい酒はイマイチでした
こむちゃんは日本一アルコール度数の高い酒「さむらい」にはまってました
40度の日本酒ってさ
キツイだけでウマみは感じなかったなぁ… <1口もらった
コレだったら泡盛のほうがいいわ…

でも、各所の塩とかおつまみとかもあっていい感じでした
また行きたいな♪
ネギ味噌サイコー!
つーか、おちょこ5杯でかなり酔ってるカンジします

ま、いい気分になったトコで
土産やらの買い物をして15:05発の水上行きに乗りました
ホントはビールやら買い込んでこの旅最後の追い込み!
って、思っていたんだけれど
こむちゃんはこのあと車検に出していたVTRを引き取りにい食ってんでもう酒はやめとくって…
ま、オレもそれで買い時を逃しました…

そんなわけで、文字数オーバーでデリ食らったんで
今日はここまで
続きは次回!


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